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2012年6月10日 (日)

インカ展を見に上野へ

娘は今日明日、ガブリエリの合唱曲の講習会。学校の中のものではなく、トロンボーンの先生のご好意で古楽系のかたたちがなさる会に参加させて頂くのである。

で、娘が7時半前には出掛けて、さて少しは片付けを、と思ったら、息子が思いがけずすぐ起きた。一緒に上野に行く約束をしていたのが楽しみだったのかどうか。
夕べ息子が煮てくれたカレーの残りで朝飯を、と思ったら、休みの日の常で、飯を炊いていなかった。コンビニまで、レンジ用のご飯を買いに行ったが、セブンイレブンではどこの棚に置いてあるか分からず、もうちょっと離れたローソンまで足を伸ばしてやっと見つけた。

梅雨入りとのことで、明け方はまだ弱かった雨が、出掛ける頃にはけっこう強くなりはじめて、終日そうだった。

Raindrop


http://www.kahaku.go.jp/

ついたときには入口はまだ空いていた。中はもうかなり人が渋滞していて、息子に何度も
「前に割り込んで行って見ていいんだよ」
と声をかけた。係の人も、
「並んでみて頂くようには致しておりません」
と繰り返していた。
でも、いったん出来てしまった列はどうしようもなくて、結局は並ばないとじっくり見ることが出来ない。
インカの研究はやっぱりミイラだとかミイラだとかミイラに依存することが多いので、最大の見物はミイラだった。ただし撮影禁止だった。
ほかには大きな見物はさほどない。小物ばかりではあった。それでもやっぱり僕らは旧大陸の人間なのだろう、目新しい小物が多くてたいへんに興味を引かれた。
感動したのはマチュピチュの3D映像だった。
撮影した映像だけでなく、小さな積み石一つまでがきちんと描き込まれたコンピュータグラフィックで、遺跡を一巡してくれる。こんなけわしいところには、時間が取れるときがきても、僕はもう実際には訪ねられないだろうな、と思いつつ眺めると、感慨深いものがあった。

見終わって、常設展にも足を伸ばそうか、と息子に訊いた。そっちには息子の好きな類の展示品が豊富にある。が、腹も減っていて、館内のレストランのメニューを見たら
「これじゃとてもたりないし・・・見てけっこう疲れたよ」
とのことだったので、表に出ることにした。
3時頃だったが、これから入館する人で行列ができていた。
「早めに着いて本当に良かったねぇ」
と息子が目を丸くした。

西洋美術館の前をすり抜けて、雨の中を池之端の方へ向かった。

カカアにプロポーズしたのは上野だった。そのとき二人で言った中華屋さんはまだあるだろうか、あそこはあの日、カカアがさんざん大食いをした店だ、息子の腹減りにも耐えるだろう、と思いついて、その店の記憶の方へと歩いて行ってみた。
お店はあったし、中のたたずまいも、流行っていなそうなムードも、何も変わっていなかったが、記憶と違って奥の間があった。本当にここだったろうか、と思ったのだが、このあたりに中華屋さんはここしかないし、ウィンドウを確かめても記憶と似ている。
いや、もう少し立派なのがもう一軒あったはずなんだけれど、きっと潰れたんだろう、と信じてみたりした。・・・でもたぶん、間違いがない。店の表側は、覚えている色や見栄えとまったく同じなのだから。

あの日二人で瓶ビールを飲んだのを思い出して・・・飲んだのだっけ? まあいいや、ということで、今日は晩飯のときは運転手かもしれないので、中ジョッキ1杯にしたが、ビールを飲んだ。

満腹になった。

帰宅して、娘が帰って来たのに安心して、テレビを眺めていたら、つい2時間ほどうたた寝してしまった。

気づいたら、娘が気でも触れたかのように歌いまくっている。明日のために練習しているのだった。
で、9時過ぎに晩ご飯に出掛けた。

モンテヴェルディのDVDを見たかったのだけれど、明日7時起きなので断念する。

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