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2011年11月18日 (金)

初冬

いつも 
「寒い寒い」 
とすぐにさわぐ友達を鼻で笑っていたが、今日はさすがに朝から手がかじかんだ。 
歳を食ってきたのかなぁ。 
「街中はモミジになっていない」 
とも言われて、あらためて新宿西口界隈を眺めたら、やっぱり銀杏の木でさえも青々としたままである。風の冷たさと日照の影響もあるので、日のあたる都庁から向こうは葉が茶色くなってはいる。でも、そんなにきれいな色ではない。 

夜、娘のトロンボーンのレッスンに同行したら、クラリネットの先生のほうはお風邪を召されたということで、豆腐マスクをかけていらした。 
僕のプロポーズに「うん」の返事をした日の亡妻が、やっぱりちょっと風邪引きで豆腐マスクをしていたのを思い出した。それをみて何だかちょっとガッカリしたのも思い出した。まぁ面白いヤツではあった。 

レッスンのあと子供たちと晩飯にスパゲティを食いながら、息子も娘も、暑いのはいやだが寒いのは耐えられるね、ウチは北の血が流れているからかな、みたいなことをいうので、そうだと返事してやった。親が二人とも東北の出だから。 
「私は汗あんまりかかないからホントに夏は苦手」 
「僕はまぁどっちも平気だな」 
「おまえはどんどん汗かくからな、お母さんに似たんだ」 
「ほんとにびしょびしょかくもんね」 
なる会話。 
「まぁ、いい体質だったんだよ、おかあさんもさ」 
臨終のときCTで調べてもらったら、裂けた心臓周り以外はほんとうにきれいで元気な体だった。 
「心臓だけだったんだよね」 
と呟いたら、息子に 
「それはもう考えないようにしようよ」 
と明るくたしなめられた。 
子供たちのほうが、そういう割り切りが格段に上手い。

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