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2010年11月 2日 (火)

息子の作文

勉強はからきしですが(ホントです)、いい作文を書いたと思います。
地区の教育委員会で出している文集に、在籍校からはひとりだけ選ばれて掲載されました。
親バカですので掲載します。


人間以外の友達

 ぼくは、人間の友達はあまり多いとはいえない。人と話をするのも、人から何かを教えてもらうのも、なぜだか照れくさい。全くやりとりができないわけではないが、他の人たちと比べると、非常に不器用である。
 そんなぼくが今好きなことは、自転車で近くの大きな公園に行くことだ。ここには、野良猫が数十匹、そしてニワトリが一羽だけ住んでいる。彼らとだけは、素の自分でつきあうことができる。ここのいろいろな猫を見ていると、人間以外の生き物にも、顔のちがいがあることや、個性があることを強く感じる。倒れた時におなかをなでると、前足でぼくの手首をおさえて、後ろ足で手をけってくる猫や、頭をなでようとすると、二本足で立ち、頭を僕の手にぶつけてくる猫。本当にいろいろな猫がいる。
 ここにたったの一羽だけ住んでいるニワトリは、もうおじいさんだが、仲の良い人を見つけると、猛スピードで走って行く、とても若々しいニワトリだ。どこからやって来たのか分からないが、多分どこかから逃げてきたのだろう。非常に人なつっこいニワトリで、足をつつくことで、好きだとアピールする。食べ物をもっていなくても、仲良くしてくれる、いいニワトリだ。
 ぼくは、彼らといっしょにいるのがとても楽しいが、当然楽しいことばかりではない。出会いもあれば別れもある。毎年何匹かの猫が、誰かに連れて行かれたり、寿命で死んでしまったりして姿を消してしまうのだ。捨て猫であれば連れて行くのはかまわないが、そうではない猫の場合は、これといった理由もなしに連れて行ってほしくない。
 さびしくなるのもあるが、もうひとつの理由は、その連れて行かれた猫と仲の良かった猫の遊び相手がいなくなることがあるからだ。
 去年の夏ごろ、公園の中にある資材置き場に、白い子猫と、大人の三毛猫がいたのだが、ある日、三毛猫が誰かに連れて行かれた。白い子猫は、この三毛猫が唯一の遊び相手だった。子猫は、とてもさびしそうで、三毛猫を連れて行くのを止めることができなかったことが、ぼくはとてもくやしかった。良かれと思ってやったことが、本当はしてはならないことである場合もあるのだ。ただ「かわいい」から連れて行くというのは、よしてほしい。
 なぜか、ここの猫やニワトリと遊んでいるうちに、少しだが、去年よりもひととのやりとりができるようになった。もしかしたら、猫たちやニワトリに、何かを教えられているのかもしれない。とにかく、仲良くしてくれて本当にうれしい。これからもよろしく。

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