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2010年10月 4日 (月)

きりさめ

朝、先に出掛けた娘からケータイにメール。
「駅前の中華屋さんが9月30日までで閉店しました、って貼紙してある」
えーーーっ??? であった。

昨日は見ていなかったが、もう10月になっていたおとといには、そんな貼紙はなかった。
出勤途上に見たら、確かに書いてある。34年、やっていたそうである。

仕事が終わっての帰り道にまた見たが、やっぱり貼ってある。
あたりまえか。嘘じゃないんだな。

このお店にはカカアがいなくなって1年経った頃から、ときどき子供たちを連れて行ってお世話になった。家庭の事情なんか話したことはなかったのだけれど、父子家庭なんだな、というのは多分そのうち察せられて、出前に出掛けるおっちゃんが僕や子供たちとすれ違う時には、いつも
「がんばってね~」
と声をかけてくれた。

厨房にいた3人のおっちゃんは、もうそこそこ歳ではあった。
「歳だからやめたのかなあ」
「んじゃ無いと思うよ」
と、娘。
「こないださあ」
って、いつのこないだだかわからんのだけれど
「おっきい黒いクルマが店の前に止まっててさ、なんだか随分話してたよ」
店のあたりは、そういうクルマに乗るような連中が昼間でも時々出没する界隈である。が、店主以外のカタギはあんまり縁がない。

なにか、立ち退き話をもちかけられたんだな。

それにしても、なんでターゲットになったかな。

分かんないが、寂しい。

「餃子の王将」より餃子のうまい店だったのである。だからまたここで食い直すべい、と昨日話したばっかりだった。

おっちゃんたちの笑顔が、ほわあんと浮かんでくる。

ふらふらした気持ちで、子供たちのおやつを買いに出たら、うってつけの霧雨だった。
霧雨っていうやつは、こんなにさらさらしているのに、そん中をちょっとふらつくとしっとり、どころか、ぐっしょり濡れてしまうのである。
傘もきかない。

ガキの頃、田んぼに降る霧雨がわけも分からず大好きだったのを思い出した。
霧雨の雰囲気は、いまでも好きだけど、濡れるのはたまらない。

今日、息子の「受験前対策」なる教材を、通信教育の会社に申し込んだ。
息子はそれで頑張ってみるのだそうである。
さて、どのくらい成果が上がることやら。期待しないでおこう。

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