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2010年9月12日 (日)

プロとアマの差、は歴然と存在します。

ヨーロッパ在住の非常に優れた古楽奏者阿部千春さん(Vn.コンチェルト・ケルン等で活躍)による「バロックヴァイオリンコンサート」は10月8日(金)新高円寺のスタジオSKで。



日本人作曲家の作品を集中的に紹介する大井浩明さん《Portraits of Composers》(POC)は、2010年9月23日(祝)、2010年10月16日(土)、010年11月13日(土)、2010年12月15日(水)、2011年1月23日(土)です。1回券はローチケ(ローソンチケット)で(入手法まとめました)・3回パスポート・5回パスポートはopus55にて入手出来ます。

上記の阿部千春さん・大井浩明さんによる「モーツァルト:作品2」、昨年大好評の作品1に続きより充実の響きです。10月13日。(リンクでは大井さんの師カニーノとアッカルドの演奏引用で曲のサワリをご承知頂けます。)

プロとアマの差、は歴然と存在します。アマは責任を取らずに済みますが、プロはそうはいきません。それを知らずにプロなさってる方は、どんなご職業だろうと、アマに転向なさったほうが宜しいです。

モラル的「責任」ならアマチュアでやっている事でもさんざんとらされて参りましたが、泣いてもそれで命に困ったことはないです。本気の<職>なら一つの「過ち」でも絶命です。故意に「過つ」覚悟がいる場面もあります。

エピソード3の1)ある出稼ぎ大工さん、歌が上手い。仲間曰く「こいつデビューしてレコード出したことあるんだ、千枚も売れんかったけどなぁ」本人「むふふ〜、本職やるにはいろいろ覚悟がいるけんのう、あはは〜」

エピソード3の2)あるアマチュアオケ、演奏旅行に行きましたとさ。明けてビックリ、メンバー50人に対してお客は5人。でも「大成功だったね〜」と打ち上げで主催者のお金でしこたま飲み食いして帰りましたとさ。

エピソード3の3)「黒字出したい」「あと何人入ったらええんですの?」 「○人」・・・演奏家さん、夜中の3時まで必死で宣伝メール。翌朝8時には出掛けて、特殊楽器なのでスタジオで夕方のステリハまで自己練習。この行動がなければ赤字だったかもしれなかたところ、が大入りかつ非常にウケた演奏会になりました。

こういう切迫感の違い、分かります?・・・世界が違っても、いっしょです。技術云々、ハート云々なんてぬるま湯ん中でプロさんが

「プロとアマの差?そんなもん無いんじゃない。出来る人はできるし、できない人は出来ないし。」

なんて安易な発言はするべきではない。アマにどんな責任を負わせるおつもりか?



野村誠さん・片岡祐介さん「音楽ってどうやるの」「即興演奏ってどうやるの」、もっと早く知っていたかった好著でした。ご一読を強くお勧め致します。

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2010年9月 5日 (日)

阿部千春バロックヴァイオリンコンサート10月8日(新高円寺)

日本人作曲家の作品を集中的に紹介する大井浩明さん《Portraits of Composers》(POC)は、2010年9月23日(祝)、2010年10月16日(土)、010年11月13日(土)、2010年12月15日(水)、2011年1月23日(土)です。



阿部千春さん(Vn.コンチェルト・ケルン等で活躍)・大井浩明さんによる「モーツァルト:作品2」昨年大好評の作品1に続きより充実の響きです。10月13日。(リンクでは大井さんの師カニーノとアッカルドの演奏引用で曲のサワリをご承知頂けます。)

Chigharuabeヨーロッパの古楽界では最高の団体であるコンチェルトケルンなどをはじめとし、日本人としてはドイツ古楽界で最も素晴らしい活動をしている阿部千春さん、今年は無伴奏で下記の通りの演奏会を開きます。

採り上げる作曲家ヨハン・ヨゼフ・ヴァルスマイア(Johan Joseph Virsmayr 1663-1722)は、バッハ以前の重鎮であるビーバーの優れた弟子なのですが、事典にもなかなか現れない不幸な存在でした。

今回、研究熱心な阿部さんは、あえてこの作曲家に取り組み、その真価を私たちに問います。

阿部さんはケルンを中心とした活動に際し、ライブラリアンとしてもあちらの高い信頼を受けてベルリン国立図書館などにも赴いて、当時のさまざまな作品や演奏法について地道に発掘調査なさり、大きな貢献をなさっています。それは決して個人の名前に帰されることはない裏方作業ですが、音楽家にとっては演奏研究のうえで絶対に欠かせないいっぽうで根気が試されるお仕事でもあり、その成果を彼女の母国であるこの私達の日本で耳にして頂くのは、たいへんに貴重な機会でもあります。

スコラダトゥーラという、調弦を変えたヴァイオリンでの演奏を指定された音楽の楽譜を読むのは、また、かなりの熟練を要する技術なのですが(マーラーのような近代の譜面とは違い、調弦した音程を基本に据えた記譜がされるため、たとえば一番線をd"に調弦指定された場合、楽譜上は通常の調弦でe"にあたる音をd"に読み替えなければなりません・・・と綴っただけで難しそうでしょう?)、阿部さんは早い時期からこの技術に熟練し見事な演奏を聴かせ続けてくれているかたです。

その本格的な音に、ぜひ触れて頂きたく存じます。

2010年10月8日(金)19時開演(会場18:30)

スタジオ SK(新高円寺駅から徒歩2分、03-3311-2113)にて 【新高円寺ツインビル2F】

全席自由 4,000円

曲目

ヨハン・ヨゼフ・ヴァルスマイア
  パルティア 1番 イ長調("Artificious Concentus Pro Camera"1715より)
    ・プレリュード
    ・アリア
    ・サラバンド
    ・ガヴォット
    ・メヌエット〜アリア
    ・メヌエット
    ・アリア
    ・メヌエット
    ・ジーグ〜フィナール


  パルティア 5番 イ長調("Artificious Concentus Pro Camera"1715より)
  調弦:g-d'-a'-d"
    ・プレリュード
    ・ガヴォット
    ・サラバンド
    ・リゴードン
    ・ジーグ
    ・メヌエット
    ・ブレ
    ・レティラーダ

ヨハン・セバスティアン・バッハ
  パルティータ 1番 ロ短調 BWV1002
    ・アルマンダ〜ドゥブル
    ・コレンテ〜ドゥブル
    ・サラバンド〜ドゥブル
    ・テンポ ディ ボレア〜ドゥブル


  シャコンヌ(パルティータ 2番 ニ短調 BWV1004より)


問い合わせ先
  03-6696-5025 ベアート音楽事務所

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野村誠さん・片岡祐介さん「音楽ってどうやるの」「即興演奏ってどうやるの」もっと早く知っていたかった好著でした。ご一読を強くお勧め致します。

oguraooi.jpg 日本で本場のカンツォーネを聴かせて下さることにかけてこれ以上の方はいらっしゃらない、青木純さんの今後のスケジュールは、こちらをクリックしてご確認下さい。

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2010年9月 3日 (金)

そのひとの

素朴で純な部分に触れられれば、僕にはそれだけでいい。

思想信条さまざまあれど、それは人が自分を語るとき、フィルターとしてしかはたらかない。

・・・僕自身にも、そんなフィルターがあるのかも知れない。


違うフィルターを通したもの同士は、こしだされたあとのものが違う性質でしか残らないことが多い。

で、僕は僕のことばを僕というフィルターの残りカスだけで話していたり綴っていたりするのかも知れない。

残りカスでばかり「あいいれない」などということが知らず知らず起こるのなら、こんな寂しいことはない。

つねづね感じることである。

・・・こんだけ。

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