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2010年3月 7日 (日)

考えるということ

(新設の方ばかりに綴っていて、こちらへの記事は少なくなりましたが、私にとっては大切な頁です。「思い」が切羽詰まったときはこちらに綴ります。)

「考えるということ」

・・・これ自体が既に言葉であり、しかもここに並べられるのは、日本語が分からない人にはなんの意味もない模様でしかありません。
ですが、それを自分が何かを述べる道具として無条件に「信頼」して、以下を綴ります。

キリスト教徒であろうがあるまいが、ヨハネ福音書の冒頭が

はじめに言葉ありき(「ロゴス」を「言葉」とすることをも無条件に承認しておきます)」

で始まるのは、人間にとって非常に重要な宣言であるかと思います。

人間は「考える」作業を「言葉」に頼っている、と思い込んでいます。「考える」作業は「言葉で行う」ことが宣言されたことを暗黙のうちに承認しているからです。

今朝、公園の雀が、紙切れか木屑かなにかを後生大事にくわえたまま、どこまで飛んでも、どこでいったんたちどまっても、離さないでいるのを目にしました。・・・餌になるわけでもあるまいに。巣作りに使うわけでもあるまいに。

「じゃあ、何のために」

となると、たぶん、雀には雀なりの「考え」があるのです。
ですが、言葉いらずの雀の「思考」には、「言葉で考える」ことをあたりまえにしてしまっている私は、とうとう立ち入れませんでした。

今日は雨脚は弱いながら薄暗い昼間で、「言葉」にするまでもなく、私は女房の顔を思い出しては、女房がもういないことの寂しさをふつふつと感じていました。でも、これはこうして言葉にしてしまうと、本当にそれですべてだったのか、と正体不明になる思いなのです。単純に感情なのか、といえばそうではない気がする。やっぱり女房のことを考えていたから、そこからなんらかの連想で顔も思い出し、寂しいとも思い・・・言い尽くせない何かを延々と考えていたんでしょう。

雀の子 負けるな 一茶ここにあり

と言い切れた小林一茶が羨ましく思われます。

・・・意味不明だったでしょうか? お読み下さった方には心からのお詫びを申し上げます。

たったこれだけのことを言いたいが為に、大袈裟な文句でこの記事を始めたのですから。

2月中に綴った記事から。

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲K.364
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/k364-6ba7.html

増井一友さん演奏について(CD「ノスタルジー」のおすすめ)
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/cd-9166.html

「黄金のデュオ」:森田茂・葉登民ギターデュオCDのおすすめ
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/cd-376b.html

松下眞一 歿後20周年 追悼演奏会関連
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/27-3e5c.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/---------9870.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/---------43ad.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/--------3-819c.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/---------89f5.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/---------4716.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/---------da84.html
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-b981.html

曲解音楽史66)ジャポニズムと近代日本
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/66-67b9.html

曲解音楽史67)急速ではなかった日本への洋楽浸透
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/67-2393.html

DVD:山田一雄指揮/NHK交響楽団
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/dvd-677b.html

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