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2008年10月18日 (土)

息子、誕生日

そうでなくても
「え? まだ<うつ>なの?」
「子供の用事でいちいち早退したり休んだり?」
と、父子家庭にはあいかわらず厳しいサラリーマン社会です。そこへ、法律の改正による期限ギリギリでの業態変更、その直前の組織内での、私とはまた違うタイプの(通常のサラリーマンがかかる、一過性の)「うつ」患者の発生、ギリギリの決算で、自分もまた不安定続き。それでも、稼げているだけ感謝はしなければならない。

そんな中でも暖かいメッセージをそっと下さるかたもいて、今回掲載の最新の記事にはそのかたへの感謝を込めて、モーツァルトのとてもきれいな歌曲を掲載しました。

皆様にも和んで頂ければ幸いです。

今日、ではなくて昨日になってしまいましたが、娘の学校行事で、父兄による大学見学会がありました。担当ですから、職場の白い目も顧みず、言って参りました。

3つ見て回った私立大学。本来、娘のために見学しなければならないのですが、まだまだ先でいいはずの息子の「夢」の方をどちらかというと強く念頭に置きながら、そのうちの一つを見てきました。総合芸術系で名前も高く実績もある学校で、資料を見ると就職先も全うですし、それ以前に、息子が今抱いている「映画」への夢を・・・もし息子がこれからもずっと抱き続けてくれるのなら・・・最高にいいかたちでかなえてくれるだけの設備が整っているのも、また同時に、それ相応に、むしろ娘にかけようと思っている学費よりもさらに高くつくことをも、確認して参りました。・・・娘の進学まではもつとしても、息子も大学に入ったその日からは、私はサラリーを稼いで帰るだけで断食の日々を送らなければならないかな、などということを切々と感じながら帰って来ました。

うちの子供たちの卒業する小学校では、10歳の年に、「2分の1成人式」というのをやってくれます。
それがあったおかげでしょうか、娘も息子も、母を失った今、それなりに頑張ってくれていると思っています。父親ひとりでは目が届かないことが多く、このあいだも息子は学校の読書の時間に、近くの席の子に、読んでいた本を採り上げられて投げ捨てられる、ということが2回続いたりして、「もしかして、父親の目が届かなくて服が汚かったり身なりが良くなかったりして、周りから妙な目で見られているのではないか」と憂慮したりもしました。
息子は学校に特別な仲良しもいませんから、余計にそんなふうに思ってしまったのですが、本人は別段気にするふうでもなく、学校もいやがらずに通っていて、
「やっぱり大人になったのかな・・・オヤジの方が負けているかな」
と思わされました。

たとえ私に死んだ家内の代わりはありえても、その人が子供たちの母親、というわけにはいきません。
親は、あくまでも死んだ家内であり、生きて残された私、というのが、子供たちにとっては、意識するとしないとにかかわらず、一生、絶対のものです。
それは、私の両親とも実の母親を早くに亡くしていますし、そんな親に育てられた自分にも実感でき、納得できることです。

娘が「うーん、そこは、目指す大学の一つかな」と言っている学校も見学して来ましたので、ますます、
「この子らの<思い>を実現の入り口まで運んでやれるのも、なんだかんだいって自分しかいないのだ」
ということを、強く思っております。

「2分の1成人式」の1年後に母親を亡くした息子が、「2分の1成人式」から3年を経る誕生日を、3日後に迎えます。
娘になんとかしてあげられたのと同じように、息子にもなんとか良い「4分の3成人」を迎えてもらうように踏ん張らなければ、と、思いを新たにしているところです。

今後ともご支援、何とぞ宜しくお願い申し上げます。


今週綴った記事(日付逆順)
・『絶対音感』:全ての答えはここに?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f802.html
 ※最相葉月さんの著書『絶対音感』のご紹介

・モーツァルト:フルート四重奏曲ニ長調K.285
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/k285-d02e.html
 ※あらためて新鮮さを感じました!

・音楽美の認知(8) 「理解する」とは?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/8-93f9.html
 マニアックな「脳」シリーズ8回目。

・聴く「場」と心〜「マイスタージンガー」補足
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-9701.html
 ※音楽の「聴き方」への、私なりの見解の一端です

・音楽美の認知(7):「涙は脳から出るのではない」
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-e54e.html
 マニアックな「脳」シリーズ7回目。ようやく3分の�

・フルトヴェングラーとカラヤンの「マイスタージンガー」前奏曲
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-ac28.html
 ※両者の全曲指揮した映像をご覧頂けます。流儀の違いに傾聴を!

・「ニュルンベルクのマイスタージンガー」1984バイロイト映像から
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/1984-03ba.html
 ※「マイスタージンガー」楽劇そのものも皆様に知って頂きたく。

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