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2008年10月30日 (木)

アタマ混乱中・・・なのかもしれません:この1週間の記事

久しぶりに「気鬱」が長引き、先週末からは、とうとう寝込みました。
週末は薬の飲み方を変えて乗り切りましたが、月・火と欠勤、服薬量増量中です。昨日今日も、出勤したものの、さて、何してたんだか。
気鬱と言っても、なかなかイメージはして頂きにくいとは思うのですが、「落ち込む」のとは違うのです。

「ああ、これをやらなければ、あれをやらなければ」

ということが出来たとします。そうすると、そのことを思えば思うほど、そのことが出来なくなる。結果的に、本来やるべきことについての「活動」が出来なくなる状態が、どうやら「気鬱」というものの本質のようです。・・・今回は、それを悟らされる「長期化」でした。

ヤモメのいちばんの悩みは、子供です。

洗濯と仏さんの花の水換えは「定型業務」ですから何とか毎日こなせる。

でも、子供の用事は、日々、突発です。いちいち上げたらキリがないのでよしますが、家内が生きていれば分散されるであろう、「子供の突発の用事」を分散できない・・・代わりに誰を頼むわけにもいかない、というのが、こんなにキツいもんだとは、正直言って家内の死んだ当初には思いも及びませんでした。
そこから蒙るストレスには、他に夢中で考えられることにアタマを振り向けるしか対処の方法がない。
なので、ブログだけは、結果的に毎日記事を綴り続ける、ということになります。

この1週間は肉体的にも上のような有様でしたので、反動でしょうか、おのずと内容も、綴った自分自身が理解できないほどこ難しいものになってしまいました。・・・フツウのアタマで綴っていないから、間違いもいっぱいあるかも知れません。お許しを請います。

そんなこんなで記事が堅くなるばかりなのを反省して、この次あたりからは、「好きな曲」について思いに任せて勝手に綴る、なんてカテゴリも設けようかな、と思っているところです。

懲りずに宜しくお願い申し上げます。

なお、明後日から東京ムジークフローの合宿ですので、明日については未定ですが、11月1日から3日までは記事を綴りません。
(ちょっとの間、変なものを読まされずに済むというわけです!)


今週綴った記事
・必読 「ピアニストになりたい!」 岡田暁生
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-bc6f.html
 ※ 現代のピアノ教育と「ピアノ教本」の縁源が19世紀にあることを
   詳細に、しかも面白く紹介した、興味深い書籍のご紹介

・音楽が「とどまる」とき(タイトルは不適切かも・・・)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-892a.html
 ※ 下の3つおよび先週の最後の記事の、自分なりのまとめです

・「すみれ」と「老婆」:科学的<イデア>観の誤謬
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-d02f.html
 ※ モーツァルトの作例を材料に、脳科学からみた<イデア>の
   おかしている誤謬を検討してみます。

・ヴァイオリンに・私がしていた・誤解
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-71bf.html
 ※ 「古楽」を考えるきっかけとなった先週最後の記事で、
   ヴァイオリンについては間違った認識をしていましたので。
   反省の開陳です。

・古楽のピッチ問題は(やっぱり)難しい・・・
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c972.html
 ※ 当然なのですが、古楽のAのピッチが何ヘルツか、なんて、
   所詮は今残っている「ブツ」からの推測しかないんですよね。
   これも主旨はヴァイオリンの記事と似たり寄ったり。

・ひとつの音から生まれる----雑感----
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/---------6c54.html
 ※ それでもなぜ、「脳と音楽」の記述に私ゃ対抗したいのか!
   雑感を雑に綴りました!

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2008年10月25日 (土)

視線を変えれば・・・この1週間の記事

病気が病気だから、自分の「奇妙さ」にばかり目が向いていましたが、どうも、むしろ「病気」であるからかえって「奇妙」ではない・・・というのはいい方としては間違っているのだけれど、とにかく、それに気がつきました。

家では娘の見ていたテレビが、ひとつは、最も優秀な推理力を発揮する部場が
「あそこは警察のクズ部場だから」
と言われている場面があったり、企業ものだと
「リストラ=人減らし」
などという時代錯誤的な設定だし。
そういうドラマが平気で作り続けられているのも、人気があるのも、なんだか「奇妙」で仕方ありません。

ボクたちの世の中が元気だったときは、「ダメメなヤツはダメなまんまでもいい」という広い許容範囲が設定されていた気がするし、だからこそ、自身がいくらダメ人間で、かつそれを自覚できないほどバカでも、「希望」が持てていたはずです。
一に、だれもが、どんなにアホでも、馬鹿げた夢を持ち続けられること、二には、それが柔らかく受け入れられ、受け流されること・・・
そこへ世の中が帰って行かなければ、一億三千万、「総奇妙」になってしまうのではないでしょうか?

何かを「企画」したい方、しつつある方、現実に準備している方には、このあたりの罠にはまらないよう、いちどアタマをまっさらにして、視点を変えることをお勧めします。・・・はたして、この「企画」の組み立てかたは、本当に「自然で健康なのか・・・病的な<優越感>や<劣等感>にフィルターをかけられて、原点を見失っていないかどうか?

今週綴った記事(日付逆順)
・ピッチ粗考:日本人の「古楽」理解は正しいのか?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-6a51.html
 ※記事を綴る本の数時間前に、娘のトロンボーンの先生と会話していて気づいたことでした。
  なにせ急に気づいたことなので、資料が整いませんでした。
  ですので、「備忘録」です。
  ・・・現在の「西欧古楽」演奏(の、少なくとも日本人の理解)が
  まずはピッチという問題で、果たして正しいのかどうかには、
  充分に疑問を抱く余地がある、という話です。

・曲解音楽史47)17世紀イタリア〜「歌」の自立へ
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/4717-3f09.html
 ※タイトルほど「歌」の自立をアピールできていませんが・・・
  カンツォーネの由来は、実はスペインに発する、という奇説付き!
  ・・・初期オペラについて充分言及できなかったこと、
  カッチーニの「新音楽」を掲載していないこと、などの欠点あり。

・音楽美の認知(10):捉えられなかったものは永遠に分からない
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/10-857d.html
 ※前回(下記URL)でやっと鮮明になって来た、ゼキ博士の論拠への
  疑問点が、いっそう鮮明になったと思っております。
  ですが、「科学」の範疇だけでこの先の思考を進めるわけには
  いかないことにも同時に気づきましたので、当面、勉強です!

・ちと早すぎですが:大宮光陵高等学校定期演奏会のお知らせ
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-6caf.html
 ※次記事(映画関係)に熱中したので、場つなぎ。

・音楽のような破壊:「TAKESHIs'」
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/movies/2008/10/takeshis-fa38.html
 ※いちおう、北野武映画の直近三部作で考えたことは、これで一段落。
  次の映画の記事では「編集」の魅力に迫ってみたいな。。。
  素材としてはチャップリンを考えています。

・音楽美の認知(9) 色彩と運動、その把握についての課題
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/9-a22a.html
 ※ゼキ的な見方は<クオリア>を前面に出しているものに比べて
  はるかに妥当ですが・・・それでも何かがずれている。。。
  だんだんに、そんな問題意識が芽生えて来ました。

・歌ってみればよいのです(アマオケで「おらあヘタだ」と悩む人へ)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c17f.html
 ※今後は練習記録に代えてこんな類いのものを綴ります。
  考えて下さる方には、考えるヒントになるように。

・モーツァルト:1778年作品概観
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/177-5b5e.html

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2008年10月18日 (土)

息子、誕生日

そうでなくても
「え? まだ<うつ>なの?」
「子供の用事でいちいち早退したり休んだり?」
と、父子家庭にはあいかわらず厳しいサラリーマン社会です。そこへ、法律の改正による期限ギリギリでの業態変更、その直前の組織内での、私とはまた違うタイプの(通常のサラリーマンがかかる、一過性の)「うつ」患者の発生、ギリギリの決算で、自分もまた不安定続き。それでも、稼げているだけ感謝はしなければならない。

そんな中でも暖かいメッセージをそっと下さるかたもいて、今回掲載の最新の記事にはそのかたへの感謝を込めて、モーツァルトのとてもきれいな歌曲を掲載しました。

皆様にも和んで頂ければ幸いです。

今日、ではなくて昨日になってしまいましたが、娘の学校行事で、父兄による大学見学会がありました。担当ですから、職場の白い目も顧みず、言って参りました。

3つ見て回った私立大学。本来、娘のために見学しなければならないのですが、まだまだ先でいいはずの息子の「夢」の方をどちらかというと強く念頭に置きながら、そのうちの一つを見てきました。総合芸術系で名前も高く実績もある学校で、資料を見ると就職先も全うですし、それ以前に、息子が今抱いている「映画」への夢を・・・もし息子がこれからもずっと抱き続けてくれるのなら・・・最高にいいかたちでかなえてくれるだけの設備が整っているのも、また同時に、それ相応に、むしろ娘にかけようと思っている学費よりもさらに高くつくことをも、確認して参りました。・・・娘の進学まではもつとしても、息子も大学に入ったその日からは、私はサラリーを稼いで帰るだけで断食の日々を送らなければならないかな、などということを切々と感じながら帰って来ました。

うちの子供たちの卒業する小学校では、10歳の年に、「2分の1成人式」というのをやってくれます。
それがあったおかげでしょうか、娘も息子も、母を失った今、それなりに頑張ってくれていると思っています。父親ひとりでは目が届かないことが多く、このあいだも息子は学校の読書の時間に、近くの席の子に、読んでいた本を採り上げられて投げ捨てられる、ということが2回続いたりして、「もしかして、父親の目が届かなくて服が汚かったり身なりが良くなかったりして、周りから妙な目で見られているのではないか」と憂慮したりもしました。
息子は学校に特別な仲良しもいませんから、余計にそんなふうに思ってしまったのですが、本人は別段気にするふうでもなく、学校もいやがらずに通っていて、
「やっぱり大人になったのかな・・・オヤジの方が負けているかな」
と思わされました。

たとえ私に死んだ家内の代わりはありえても、その人が子供たちの母親、というわけにはいきません。
親は、あくまでも死んだ家内であり、生きて残された私、というのが、子供たちにとっては、意識するとしないとにかかわらず、一生、絶対のものです。
それは、私の両親とも実の母親を早くに亡くしていますし、そんな親に育てられた自分にも実感でき、納得できることです。

娘が「うーん、そこは、目指す大学の一つかな」と言っている学校も見学して来ましたので、ますます、
「この子らの<思い>を実現の入り口まで運んでやれるのも、なんだかんだいって自分しかいないのだ」
ということを、強く思っております。

「2分の1成人式」の1年後に母親を亡くした息子が、「2分の1成人式」から3年を経る誕生日を、3日後に迎えます。
娘になんとかしてあげられたのと同じように、息子にもなんとか良い「4分の3成人」を迎えてもらうように踏ん張らなければ、と、思いを新たにしているところです。

今後ともご支援、何とぞ宜しくお願い申し上げます。


今週綴った記事(日付逆順)
・『絶対音感』:全ての答えはここに?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f802.html
 ※最相葉月さんの著書『絶対音感』のご紹介

・モーツァルト:フルート四重奏曲ニ長調K.285
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/k285-d02e.html
 ※あらためて新鮮さを感じました!

・音楽美の認知(8) 「理解する」とは?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/8-93f9.html
 マニアックな「脳」シリーズ8回目。

・聴く「場」と心〜「マイスタージンガー」補足
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-9701.html
 ※音楽の「聴き方」への、私なりの見解の一端です

・音楽美の認知(7):「涙は脳から出るのではない」
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-e54e.html
 マニアックな「脳」シリーズ7回目。ようやく3分の�

・フルトヴェングラーとカラヤンの「マイスタージンガー」前奏曲
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-ac28.html
 ※両者の全曲指揮した映像をご覧頂けます。流儀の違いに傾聴を!

・「ニュルンベルクのマイスタージンガー」1984バイロイト映像から
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/1984-03ba.html
 ※「マイスタージンガー」楽劇そのものも皆様に知って頂きたく。

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2008年10月11日 (土)

感謝を大事にしたい:この1週間の記事

お恥ずかしい話ですが、「うつ」の症状が(気候のせいでしょうか)思わしくないまま2週間経ちました。

ですが、まずは職場は「独立子会社」ですから、事務担当として手抜きは許されず、決算の仕事だけが、いま、対外折衝も会議も免除してもらっている私を「長期うつ」でありながら受け入れてくれる今の職場の、とくに社長(サラリーマン社長なのですけれどね)に出来る最大の恩返しです。その、自前で出来る部分の作業が今日午前中に終わりました。自分でも思っていなかったほど緊張していたようでした。終わって、マリオネットだった自分の体に繋がっていた糸が、全部フッツリと切れた気がしました。そこで、今日だけは、気の許せる友人に、気晴らしを付き合ってもらいました。・・・お酒は飲めないので、祝杯、とはいかなかったのですが。

もう一つは、家のことではあいかわらず、短気を起こしがちですけれど、週末になると、こちらも少しだけ緊張がほぐれ、気短かになることも減ります。
今週は、娘と気持ちがすれ違ったり、息子が学校で嫌がらせにあったり(息子の方は呑気もので、それをあまり気にしていないのが救いなのですが)と、やはり平坦ではありませんでしたが、これはこのブログなどが縁でお知り合いになった皆様にメッセージを頂いて気持ちを救って頂き、何とか乗り切って来られました。・・・その半分以上が、実は、お顔もまだ存じ上げないかたです。
とかく「悪い面」ばかりが未だに喧伝されるネットの世界ですが、私についていえば、むしろ、顔見知りでないかた達の方が、圧倒的に私を支えて来て下さいました。

「うつ」は、治せるものなら治りたい。

「治りたい」という気持ちは持ち続けながら、でも、こうしていろんなかたたちが助けて下さっていること、それで命が繋がっていることに、深く感謝しなければならない、と、とくにいまは、こうしてワープロ打ちしながら、つくづく思っているところです。

ですから、この記事をお読み下さる方にも感謝を申し上げますと共に、お願いがあります。

人に言葉をかける時には、心を込めて、しかし、過剰にならないように、そっと「思いやり」を添えてやって下さい。
普段顔を合わせている同士、あるいは「プロジェクト」を共にやることが決まっていて、やり取りはメールですむとして、そういう関係にある人同士ほど、この「そっとの思いやり」に欠けているか、せっかく喉元まで出ていても押えてしまっているのではないか、と危惧します。・・・喉元で押えられることは、実は「思いやりを受けるべき」相手は、却って相当に負荷がかかることでもあります。僭越ながら、大人でしたらそういうことは悟って頂きたいと存じます。

人から言葉を受ける時には、心がこもっていることを感じたら、やはり受け手は素直に、きちんと感謝の言葉を述べて下さい。

・・・普段からマナーの悪い私が言えた義理の話ではありませんでした。

・・・意中、お察し下さい。


今週綴った記事(日付逆順)

先に、前に綴っていたのですが、映画好きの息子と出掛けたときの例外的な記事で、先週お知らせしていなかったもの。

・北野武「アキレスと亀」初日
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/movies/2008/09/post-f16d.html
 ※映画の「作り方」というものについても考えることの多い日々です。

通常通りのもの(音楽関係)は、決算スケジュールと重なり、「所感」が多くなりました。

・「音楽」マーケティングは<本当に>存在するのか?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-0be2.html
 ※次の記事の「続き」です。

・ほんとうに知りたいこと
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-bd40.html
 ※ニュース映像やニュースソースの貧弱さに、思わず抱いた感慨。

・ランパル国際コンクール:上野星矢氏優勝
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-54e7.html
 ※さる筋から伺ったのですが、国内での報道が目だちませんでした。

・音楽美の認知(6):西欧クラシックは「キュビズム」か?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/6-ff14.html
 ※レスピーギとメシアンの「鳥の描きかた」を聴き比べて下さい。

・曲解音楽史46)戦国期の日本
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/46-87b8.html
 ※古典をあたってみると、意外にも音楽生活が多様だったのですね!

・10月5日練習記録
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/105-ab55.html

・モーツァルト記念合唱団演奏会(10月12日)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/1012-ebd6.html
 ※大研究者アインシュタインも考察をおろそかにした楽器の問題を
  きちんと解明して行なわれる演奏で、演目も貴重です。
  お時間のある方には是非おすすめします。

また、こちらの旧ブログの方へのアクセスが減っていないので、新ブログに載せていた、「ご案内:大宮光陵高校音楽科第23回定期演奏会」を、こちらにも掲載しました。
 http://ken-hongou.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c949.html

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2008年10月 8日 (水)

ご案内:大宮光陵高校音楽科第23回定期演奏会

新ブログのこちらに綴った記事をそのまま転載したものです。

高校生の演奏会のご案内です。

大宮光陵高等学校は、埼玉県立の高等学校の中で、普通科以外に美術科・書道科・音楽科を学年に各1クラスずつ持つユニークな存在です。
(音楽科に限って言えば、埼玉県立では、他に伊奈学園高等学校、松伏高等学校にあります。)

で、この大宮光陵高等学校音楽科の生徒さんたち(2、3年生)が、毎年、室内楽および声楽の定期演奏会を行なっています。

今年は第23回目。声楽1作(二重唱)、ピアノ独奏5作、ピアノデュオ4作、フルート独奏1作、木管ないしヴァイオリンを含むピアノトリオ2作、金管五重奏1作、チェロ独奏1作、コントラバス独奏1作という構成で、難曲をこなします!

演奏なさる生徒さんについては、チラシの縮小画像をクリックして下さい。大きい画像で確認することが出来ます。



日時:平成20年10月12日(日)14時開演・・・30分前に開場します

場所:彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール(詳細はホール名にリンクを貼りましたので、クリック下さい。)

入場料:無料(全席自由)



プログラム(色の変わった作曲者名を右クリックすると、Wikipediaによる説明がご覧頂けます。)
1)アルチュニアン:アルメニア狂詩曲(ピアノデュオ)
2)ラフマニノフ:組曲第1番「二台のピアノのための幻想的絵画」第2曲<夜と愛と>(ピアノデュオ)
3)ミヨー:クラリネット・ヴァイオリン・ピアノのためのトリオ「組曲」作品157b
4)ケルビーニ:「私のフルは」(ソプラノ二重唱)
5)ブラームス:ハンガリー舞曲第16番(フルート・クラリネット・ピアノ編曲版)
6)エワルド:金管五重奏第1番から 第1楽章
7)ラフマニノフ:組曲第2番 作品17ー4、タランテラ(ピアノデュオ)
8)ブラームス:二台のピアノのためのソナタ へ短調 作品34bから第1楽章
9)ベートーヴェン:ピアノソナタ第4番変ホ長調 作品7 1-2楽章
10)バーバー:ピアノソナタ 作品26 3-4楽章
11)尹伊桑(ユン・イサン):エチュード第5番(フルート)
12)ヘンデル:ソナタ ヘ短調(コントラバス)
13)エルガー:チェロ協奏曲 1-2楽章
14)リスト:巡礼の年 第2年補巻「ヴェネツィアとナポリ」より<タランテラ>
15)ブラームス:ソナタ第2番 嬰ヘ短調 作品2 第1楽章
16)ラフマニノフ:「楽興の時」第3番、第4番

・・・うーん、レベル、高い!
・・・でも、お耳に優しい、良い曲ぞろいです!

お時間が許すかたはふるってお越し頂き、是非、10代後半の多感な時期を果敢に過ごすこの子たちの背中に、応援の熱い視線を送って頂ければと存じます

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sergjOさんの記事の便利なインデックスも是非ご活用下さい。

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2008年10月 3日 (金)

「思考の空白」への恐怖感:この1週間の記事

「うつ」患者である(と、多分は表面上全く見えず、自分もそうであるとは信じたくない)私の最近の悩みは、昼間に「思考の空白」に襲われることです。お医者によると、薬の副作用なのだそうです。
などと綴ると面倒そうですが、なんのことはない、その時何をしていても、突然集中力がなくなり、同じことをずっと考え続けることが出来なくなる。中断するのです。・・・で、別のことを考えることで気力を取り戻すよう努めるのですが・・・長いときで1時間以上かかります。かつ、昼間でしたら仕事中ですから、周りからも怪訝に思われているのではないか、と勘ぐるのが辛い日々でした。
ある朝、職場に電話して
「こんなまま会社にいて(つまり、辞めずにいて)いいのでしょうか?」
とつい涙声で尋ね、私が「うつ」になって以来、私を引き取ってくれているいまの「社長」に、かえって叱られました。
「あんなに倒れがちだったのに、なんとかそれがだいぶ減って、ようやくここまで来たんじゃないか! そんなことは考えなくていい」
って。

勇気づけられました。
・・・が、自信が無い状態は、まだ続いています。きっと、自意識過剰なんだろうな。

とはいえ、なんだかんだいって、人の優しさと真摯に出会える、というのは、幸せなことです。
いつもどこかでどうしても「何か」を信じられない自分がいる。そんな自分と、これからもきっと葛藤を続けるのだとは思いますけれど。

相手に振る舞われて、どうしても心に引っかかる代表的な例を上げますと(相手に悪気がないのは理解しているのですが)、

・事務的な挨拶しか出来ない、してくれない・・・とくに「文面」だけのものは、耐えられない
・自分の注文だけを一方的にしてくる・・・そのためにこちらと協力関係を結ぼうとしない
・その人のなかだけで感情を爆発させてたりして、こちらには何でそうなるのかさっぱり分からない
・他の人に対する振る舞いであっても、まわりに耳を傾ける姿勢がないのを傍目で見てしまう

これらを裏返してみると、実は、そのまま私自身の、人に対する「姿勢」なのです。
「嫌だ」と思って見える他人は、まったく、自分の鏡なのです。
「他山の石」どころではない。「嫌なこと」の中に、自分自身がいる。「嫌なこと」を起こしているのは、私自身である。

日々、痛いほど感じながら、どうやったら改善の糸口をつかめるのか、まだ暗闇の中にいるのを感じます。

記事は、そんなおのれを見つめなおすことに重点を置くように心がけて綴って行きたいと思っています。

で、今週の目玉は、娘の先輩、そのお仲間たちの演奏会の宣伝(今日綴ったもの)です。

高校生たちが素直に頑張っている姿を見ていると、生き返る気がすることがあります。

かつ、私は娘のためばかりでなく、世の中の何の役にも立っておりませんので、せめて若い世代の応援を読んで下さる皆様にお願いするくらいはしておこうかな、と思っている次第です。

お時間が許すかたは、是非、10代後半の多感な時期を果敢に過ごすこの子たちの背中に、応援の熱い視線を送って頂ければと存じます。


今週綴った記事(日付逆順)

・ご案内:大宮光陵高校音楽科第23回定期演奏会
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c949-2.html
 *美術科・書道科もある、埼玉県立では芸術系に力を入れているユニークな高校です。
  その学校の、音楽科の皆さんによる、声楽・室内楽の演奏会。

・音楽美の認知(5) 絵画のイデア、音楽のイデア
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/5-a50a.html
 *ゼキ博士『脳はいかに美を感じるか』を読みながら考える5回目。
  マグリットの絵との対比の章です。
 
・J.S.Bach:BWV13,14,16
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/jsbachbwv131416.html
 *例によって関連する教会暦の祭日の説明(というより自分が知りたい)

・モーツァルト:「鳥よ、年ごとに」・「寂しい森の中で」
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-51b3.html
*歌をお聴き頂けます。

・音楽美の認知(4)音楽における「未完結」・「多義性」と美術との差異
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/4-60f8.html
 *ゼキ博士『脳はいかに美を感じるか』を読みながら考える4回目。
  フェルメール・ミケランジェロ作品との対比の章です。

・秘すべし、秘すべし
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-97ce-2.html
 *子供たちと小田原方面へ小さな日帰りの旅をした日に感じたこと

・音楽美の認知(3)「音楽」は耳のみでは聴かれていない
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/3-7e1e.html
 *ゼキ博士『脳はいかに美を感じるか』を読みながら考える3回目。

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