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2008年3月23日 (日)

家内の誕生日

今日は家内の誕生日です。
が、明日、息子の小学校卒業式なので、お祝いは明日一緒にしてやろうと思っています。

生前は私より2つ半年上でした。ですので、誕生日が来ると、半年は3つ年上ですから、それをネタにからかうのが、私の楽しみでした。
「50にはなりたくないなあ」
が、四十代後半になってからの家内の口癖でしたから、彼女の50歳の誕生日は、私にとって密かに楽しみに思っていたイベントをやるつもりでした。
実現せぬまま、家内は、なりたくなかった50歳にはならずに済んで、体を脱出してしまいました。おまけに、今年は私が誕生日を迎えると、家内の「体のトシ」に追いついてしまう。これからは、超えていくばかりです。
「からかってばっかりだったからだよ〜」
ヤツは、もしかしたら今頃、舌を出して笑っているかも知れません。悔しいなあ。

バースデイプレゼントをほしがらない人で、困りました。アクセサリ類は渡しても身につけない。音楽の教師でクラシック系の歌が好きだから、と、選りすぐりのCDを選んでも、通勤に使っていた車で鳴らしているのは、何年経ってもディズニーアニメのテーマミュージックだけでした。預け先に送り迎えされていた子供たちは、ディズニーだけを聴いて大きくなっていってしまった。
辛うじて身につけさせるのに成功したのは、卒業式などの式典用のコサージュとブローチくらいでした。

私が中学時代からいちばん好きだった曲が、これでなければダメだ!と決めていた演奏でCD化されたのを見つけて、
「これ、好きなんだ!」
と聴かせたこともありましたが、帰宅すると家事に忙しかった家内は、結局は一緒にじっくり聴いてくれることはありませんでした。

もう、聴いてくれる時間があるだろうから、今日はせめて、その音楽をアップします。

(16分13秒)
 (バルビローリ/シンフォニア・オブ・ロンドン、1962年録音、モノラル化しました)
  EMI CE33-5245

・・・森の木々が、風にそよぎ、風はときに強くなってはまた静まり、木漏れ日がちらちらとよぎるだけの、ほかになにもない時間が過ぎていく。

お時間がおありでしたら、おつきあい下さい。(色の変わった部分のリンクを右クリックで、別ウィンドウで聴けます。)

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コメント

すてきな曲ですね。初めて聴きましたが、どうして知らなかったのかがふしぎです。すごく、好きです。

投稿: ふね | 2008年3月24日 (月) 20時56分

二つの弦楽合奏と二つの弦楽四重奏、という、人数がたくさん必要な曲でもあり、エコーの効果を出すための特殊な演出もあるので腕が悪いメンバーでは演奏出来ないので、実演も録音もあまりありません。録音されて売っているものでも、「同じ曲?」と耳を疑ってしまうほどヒドいものもある。

いい曲、って、いい演奏でないと分からないのが本来の音楽というものなのでしょうね。
そういうものって、案外、まだ埋もれているかも知れませんね。

投稿: ken | 2008年3月24日 (月) 23時33分

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