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2007年11月 2日 (金)

ミュージカル「明日への扉」

とりあえず、私の「原点返り」は昨日で一段落とします。大変失礼しました。明日から「ふつう」に戻そうと思いますが、今日は、ちょっとまた別の「例外」をさせて頂きます。


私自身は医療問題とか福祉問題に自ら積極的に加わる、などということはしたためしがありません。
ですから、そう言うことに前向きに取り組むかたには、心から敬意を表したいと、日頃から思っております。(思っている、ばっかりなんですけれどね・・・)

で、たまたまミュージカルの話題でもあり、「音楽」中心のこのブログに乗っかってても印象深く感じていただけるかなあ、と思って、ご本人に許可を頂き、引用させて頂きました。



お会いしたことは無いのですが、とてもがんばり屋さんの若者がいます。
まずはそのMさんの自己紹介の一部(少し改変)。

慢性骨髄性白血病(CML)でした(過去形)。 7歳のとき、だるさとお腹が異常なまでにでかくなって発覚。途中までずっと風邪だと言われ続けてた・・・。 (中略)兄より骨髄移植♪ ファンギゾン一気飲みの毎日♪ 慢性GVHDで手首が曲がらなくなったり、体の成長もなんか怪しい。26歳になろうとしてるのに結局声変わりは来なかった・・・。 でも生きてることに感謝 おかげで現在は元気に会社員してます 。」
「目標は全国の患者会とボランティアに参加すること 、1人でも多くの患者や家族に僕が元気になった姿を見せて、移植や治療、将来への不安を少しでも和らげることができれば」

彼が見て来たミュージカル「明日への扉」の、感激のレポートを、OKを頂けましたので、後半を抜粋して引用します。(本当は全文載せたかったのですが。)



以下、引用。一部の文言は、「そのほうが印象を強めて頂けるかな」と判断した場合は省略しています。勝手に加工してすみません。

ミュージカルは骨髄バンクをテーマにした内容です。
ストーリー:
主役の遙がオーディション練習中に倒れ慢性骨髄性白血病と診断されました。
奇しくも僕と同じ病気(⊃д`)告知されてるシーンで思わずぼろぼろと泣き始めて隣のおばさんを驚かせてしまった 。
このミュージカルがはじまったのが94年(間違ってたらすみません)。当時から骨髄バンクを応援してくれてるとは知らなかったです。すごくありがたいです。
慢性骨髄性白血病は現在は新薬が開発されたため、移植する人の数も少なくなりましたが、当時では他の白血病のように化学療法や自家移植という方法では治療ができないため、完全に選択肢は骨髄移植しかありませんでした。
兄弟間で白血球の型が合う確率は25%、稀に母親と合致するケースもありますが、本当に稀です。
遙は残念ながら親とも適合しませんでした・・・。
ドナーが見つからず、しかも見つかっても治療中に髪の毛が抜ける。女の人にとっては何より精神的にも辛い治療となります。
ミュージカルでもこの事を演じており、しかも「ひまわり基金」のことまで説明してくれていました。(ひまわり基金で集まったお金は、病気や治療で髪の毛が抜けてしまった方へ無料でかつらをレンタルできるよう使われます)
他にもこのミュージカルではドナー登録の難しさ、もし適合したら、何度か病院へ足を運ぶ上に、骨髄提供の際は3~5日間の入院が必要。なにより全身麻酔で腸骨より骨髄摘出をするためリスクがあります。2万分の1の確率で死亡事故も起きます。

全く見ず知らずの人に、ここまでの危険を考えた上でドナー登録はできるかなど、ドナー登録をするということの深刻さをわかりやすく表現してくれていました。
家族や医師、コーディネーター第三者を交えての最終同意。ここで骨髄提供の同意すると患者さんは移植に向けて前処置に入ります。もう自分の体では血液を作れない体になるので、同意したのにキャンセルするなんて事になると当然患者さんは死んでしまいます。本当にドナーになるということは責任感のいることなんで、軽いノリでの登録はやめて頂きたいですね。骨髄提供直前にお酒の飲み過ぎで肝機能上がって提供できなくなりましたとかマジ勘弁(><)

このミュージカルを見ていて思い出したのが、日曜日一緒にバンク活動をしたぽんぽこさん。
ぽんぽこさんは健康な女性の方で、生粋の市民ランナーです
10㌔とか1時間しないで走るアスリート♪
健康な体なのでドナー登録もしてくれていました。記憶にも新しい今年の2月におこなわれた第一回東京マラソン。運良くぽんぽこさんも難関の抽選を突破し走れることに・・・・。
しかしその後バンクから適合通知が、もちろん提供意志があるので最終同意もして骨髄提供日を待つ。しかしその骨髄提供日が東京マラソンの後0ヶ月~3ヶ月。場所もどこでしょうかね?(´З`)~♪(※骨髄提供日にちとか提供場所は明らかにしてはいけないんです)
当然長距離を走ることは何かしらアクシデントが起こるとも限らない。患者さんに最良の骨髄を提供するためには当然走らない方が賢明。
市民ランナーにとって東京マラソンは夢の舞台。しかも第一回の記念となる。
でもぽんぽこさんは何度も考え走ることをあきらめた・・・。
そして患者さんに最良の骨髄を提供することができた。

ただ残念なことにぽんぽこさん来年の東京マラソンに落選しちゃったのだ・・・。特別枠とかで走らせてあげたい(⊃Д`)

本文はまだ続いていますが、ここまでとさせて頂きました。Mさん、引用させて下さって有り難うございます。

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