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2007年11月23日 (金)

「ピエ・イエス~祈りを込めて」森麻季さんCD第3弾

ピエ・イエス~祈りを込めて

心のこもったご評価は、御大JIROさんにお任せ(リンク先参照)。

金聖響指揮、オーケストラアンサンブル金沢の伴奏で聴けるのが、嬉しいですね。

こちらでは、あまり細かいことは述べずにおきましょう。

この前の「あなたがそばにいたら」では、たとえば一連のヘンデルの歌唱でとくに聞こえたのが、
・音域の違いによって声の色が変わっている場合がある
・高音へ上昇していく時にチカラでもっていっている場合がある

この2点が、今回のアルバムでは払拭されています。
すなわち、彼女の研鑽が、良いかたちで「現在進行形」にあることを示しています。
いま、「オン・ブラ・マイ・フ」や「涙の流れるままに」をお歌いになったら、きっと前回の録音とは違ったものになるでしょう。

次回は是非、オペラのフルの舞台の中で、或いはオラトリオやカンタータやミサ曲の中で、他の人と絡み合って演奏している時の彼女の「素晴らしさ」をアピールするような録音が出てくれることを期待したいですね。

今回の収録曲
・モーツァルト
 エクスルターテ・ユビラーテ
 「ハ短調ミサ」から2曲
・ハイドン
 「天地創造」から4曲(売れっ子の方によるこの収録は嬉しい!)
・バッハ
 「マタイ受難曲」からのレシタティーヴォとアリア
 「ヨハネ受難曲」からのアリア
・フォーレ
 「レクイエム」からピエ・イエズ
・フランク
 天使の糧


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コメント

Kenさん、こんにちは。へへ。冒頭から拙文をご紹介いただき、ありがとうございます。

おっしゃるように、森麻季さんの演奏は段々良くなってきます。オペラで通る声を出す為には、

より一層、全身の余計な力を抜かなければなりませんから、その経験から得た進歩が宗教曲にも現れていると思います。

それから、金聖響さんという方、生で聴いたことがないのですが、これほど巧みに伴奏出来るとは、ただ者ではありませんね。納得。

投稿: JIRO | 2007年11月24日 (土) 12時38分

JIROさん、まいどコメントありがとうございますです。

金さんとオーケストラアンサンブル金沢については、

日本人による "Eroica"という記事で採り上げたことがあります。いい組み合わせだと思いますヨ。森さん(ご自身が選んだかどうかは分かりませんが)はとても良い伴奏者をお選びになりました!

投稿: ken | 2007年11月24日 (土) 20時34分

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◆音楽に抱きしめられる幸福  人は音楽を、日常のあらゆる場面で聴く。聴く動機は様 [続きを読む]

受信: 2007年11月24日 (土) 12時31分

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