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2007年8月22日 (水)

「醒睡笑」前書き:カテゴリ新設の前置きとして

ミョウチクリンな前置きをさせて頂きますが、ご容赦下さい。
昨年暮れの家内の急死後、残った親子三人が、どうやってこれからも「お母さんと楽しい日を過ごそうか」ということを、いま思い返せば狂ったように悩み続けました。
が、やっぱりいま思い起こせば、悩んでいても、どうにもならないことなのでありました。
私なんかがどう思おうと、子供たちの方が立ち直りが早くて、いまは毎日を陽気に過ごしてくれています。

「お笑い」の大好きな、そんな私の子供たちのために、という狭い発想から、このたび「笑い・コメディ」というカテゴリを設けることを思い立ちました。

ただし、あえて「笑い」に「お」を付けなかったのは、このカテゴリではテレビで気軽に見られるお笑い番組の時評の類いは全くするつもりがないからです。
「子供たちのために」と言いながら、このカテゴリでは、

・いささか古い「笑いの本」も含め、その時その時の人たちが「時代」の何を「笑って」きたのか
・新旧を問わず、芸能(音楽を含む)の中で「笑い」はどのようにして生まれ、みんなに共有されて行くのか

等々、少々かたい観察のみをして行こうかな、と漠然と思っております。
・・・これじゃあ、肝心の我が子は読んではくれないな。。。

ご挨拶はこれでおしまい、でよいのですが、前口上の補足として、「醒睡笑」の冒頭部を引いておきます。
(岩波文庫本)


ころはいつ、元和九年癸亥(みづのとゐ)の稔(とし)、天下泰平人民豊楽の折から、策伝(=「醒睡笑」の筆者)某小僧の時より、耳にふれておもしろくをかしかりつる事を、反故の端にとめ置きたり。是の年七十にて、誓願寺乾のすみに隠居し、安楽庵といふ。
柴の扉(とぼそ)の明暮、心をやすむるひまひま、来しかたしるせし筆の跡を見れば、おのづから睡(ねむり)をさましてわらふ。さるままにや、これを醒睡笑と名付け、かたはたいたき草紙を、八巻となして残すのみ。

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