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2007年7月21日 (土)

JIROさん(付:CD紹介〜Bone Tones)

ひとは、たった一つのことを目指す求道者たりえないでしょう。
求道者たりえる人が存在するとして、地球上の全人口の、数億分の一にも満たないでしょう。
(マザー=テレサなどはそうした低い確率の中に存在した希有な例だったのではないかと思います。)

JIROさんのブログは、初めて読んだ人には衝撃的なほど、時事問題に対する強烈なコメントが並んでいて、素早い、でいながら的確な情報収集・選択力を発揮しています。
だから、彼のブログの価値が分かる人、共感出来る人は、いつもとっても素直にコメントを寄せている。
うらやましいくらいです。
(僕なんかコメントなんてほとんど貰えませんからね。)
で、それらのコメントに素直にぬか喜びしたりカッカ来たりするのが、またJIROさんの愉快なところです。

そんな彼が、話題を音楽に絞った(それも、たとえば「のだめ」とかいう外部要因に左右されないで綴った)記事には、ときにハッとさせられるものがあります。

この前はバッハのシチリアーノを様々な楽器で演奏したものを掲載した記事をお綴りだったので、私もそれに便乗して別記事を綴り、さらにその逆立ち記事も綴りましたが・・・
今回のは、もっと
「ハッと」
しました。
JIROさんが「求道者」とまでは言いませんが(言ったらご本人が怒るでしょう!)、このトランペットの演奏を取り上げた記事には、「道を求める」とは何か、を沈思する綴り手の心が両手につつもうとしても溢れてしまう、そんな気がさせられてしまいました。
是非、そこにリンクされているトランペットの音を聴いてみて下さい。

で、またも便乗です。

家内の遺影をつれずに子供たちと行った初めての演奏会〜それは娘の「やりたいこと」の関係から、トロンボーンのコンサートでしたが、3月18日、そのコンサートで演奏なさった小田桐寛之さんの音を聴いて、娘は日本人のトロンボーン奏者に対して初めて
「巧い! すごい!」
と賞賛の言葉を発しました。
で、CDを買わされるはめに陥りました。
彼は2枚目のCDを今年売り出したのですが、CDにも流通チャンネルが有るのでしょうか、TowerRecord系ではみつからず、HMVにありました。

"Bone Tones" MASTER MUSIC MM1220

小田桐さんは1957年、私の亡妻と同じ年のお生まれですから、今年50歳。ですが、見た目もとても若々しく、教鞭をとられている学校の学生さんからは絶大な人気を誇っていらっしゃる、とも伺っております。
1枚目のアルバムでも、2枚目のこのアルバムでも、彼はプーランクをたくさん取り上げているのですけれど、3月18日のコンサートでも4曲演奏なさいました。
そのなかから2曲をご紹介して、今日の拙文を終えたいと存じます。

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コメント

Kenさん、こんばんは。JIROです。

私のブログのコメント欄にも書きましたけれど、

私自身がKenさんのブログの1エントリー・タイトルになるとは、誠に光栄(真面目です)。

「求道者」、全然怒りませんよ。ただ、私が、そこまでひたむきに音楽を追究しているとは言えないので、お恥ずかしい次第です。

兎にも角にも、過分のお言葉、恐縮しながらもとても嬉しかったです。

ところで、トロンボーンの小田桐さん、私、偶然ですが二週間ほど前に聴きましたよ。

金曜の夜、NHK教育「芸術劇場」で放送された今年の「宮崎音楽祭」における「ボレロ」で、トロンボーン・ソロが非常に上手かったのです。

「あれは、誰だ?」と思い調べたら、↓の「宮崎音楽祭管弦楽団」(無論、臨時オケですが)で発見しました。

第12回宮崎国際音楽祭[2007.5.5~5.20] 主な演奏者紹介

http://www.miyazaki-mf.jp/12mmf/mf12-05.htm

都響の首席なんですね。何だかボレロを余裕で吹いておられて、びっくりしました。

お嬢さんは、すごい耳をお持ちですね。確かに小田桐さん、出色です。

いや、大したものだ。

投稿: JIRO | 2007年7月22日 (日) 23時02分

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» 圧倒的に美しく、優しいトランペット演奏のCDを薦めます。「ラッパなど興味がない」方にこそ聴いて頂きたい。 [JIROの独断的日記ココログ版]
◆とにかく聴いて下さい。皆、せいぜい3~4分の曲です。 これほど美しい音楽と演奏 [続きを読む]

受信: 2007年7月22日 (日) 23時09分

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