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2007年5月30日 (水)

「神の時はいとよき時かな」J.S.Bach

私の所属する東京ムジークフローの定期演奏会(6月16日、杉並公会堂)について掲載しました。リンクご参照の上、是非おいで下さい。


私たちの大切な友、Hさんの死を通じて考えたことは、こちらに綴りました。
昨年のHさんの名演を、こちらでお聴きになって頂ければ幸いです。
Hさんの葬儀の日、5月31日は、キリスト教上は「聖母の訪問日」という祝日です。正教会系とルター派以外のプロテスタントではそうはなっていない、とのことですが、マリアが聖エリザベートを訪ねた日を記念するものです。この日を祝うための音楽作品は「マニフィカト」としてたくさん作られています。その歌詞は「ルカの福音書」に基づきます。

 わたしの魂は主をあがめ
 わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます
 身分の低い このはしためにも
 目を留めてくださったからです
 今から後 いつの世の人も
 わたしを幸いな者と言うでしょう
 
(以上、八木沢涼子「キリスト教歳時記」平凡社新書 から)

「マニフィカト」の音楽は、しかし、華やかなものが多いので、いまはふさわしくありません。
ただ、マリアの言葉はそのままHさん、ひいてはわたしの家内のものであってほしいと思い、ここにその訳文を掲げさせて頂きました。

音楽の方は、J.S.バッハのカンタータ「神の時はいとよき時かな」BWV106から最初の2曲をご一緒に聞いて頂きたく存じます。
Hさんのお宅も私の家も、仏教系を引いているのですけれど・・・嘉して下さる聖なる存在に、宗教・宗派の差があるとは、どなたもお考えではないでしょう? もしそういう方がいらしたら、この場は大目に見て下さいね。

1.
2a.

バッハが音楽家となった最初期の、アルンシュタット時代につくられたカンタータです。バッハが最初の妻バルバラを亡くして数年後の作品かと思われます。

手持ちの関係で、カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団および合唱団の演奏でアップしました。
ARCHIV "Bach - 75 Kantaten 439 368-2 Vol.5 Nr.5

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