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2006年12月 6日 (水)

Mozart:1773年の作品概観


モーツァルト

西川尚生「モーツァルト」所載作品表によります。断片は除きます。
また、編曲作品1作がありますが、含めませんでした。
(コンラートによる作品表での補足は行なっておりません。)

拾い落としにお気づきの場合は、是非ご一報をお願い申し上げます。

全般的に目立つ特徴として
*イタリア旅行の最終決算、「踊れ、喜べ・・・」の作曲と上演
*25番(小ト短調)を頂点とする7作の、一層充実した交響曲
*新たな様式による弦楽四重奏曲6作、とりわけ第6作目ニ短調
*初の完全自作協奏曲(ピアノ1作、ヴァイオリン1作)の誕生
*増加傾向の見られる社交音楽(セレナード、ディヴェルティメント)
といったところがあげられるでしょうか。

※ミサ曲
・「聖三位一体の祝日のミサ」ハ長調 K.167(6月、ザルツブルク)

※教会音楽小品
・モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165(1月、ミラノ【初稿】)
・レシタティーヴォとアリア「されば大切なことは/高きを求め」K.143

※劇音楽
・「エジプトの王ターモス」の為の合唱と幕間音楽(ウィーン?)

※交響曲(すべてザルツブルクにて)
・ニ長調K.161+163(<シピオーネの夢>序曲の交響曲稿)
・変ホ長調K.184(第26番、3.30)・ト長調K.199(第27番、4.10 or 16)
・ハ長調K.162(第22番、4月)・K.181ニ長調(第23番、5.19)
・変ロ長調K.182(第24番、10.3)・ト短調K.183(第25番、10.5)

※セレナード、ディヴェルティメント、管弦楽のための舞曲
・「アントレッター・セレナード」ニ長調K.185
  (および行進曲ニ長調K.189。7-8月、ウイーン)
・ディヴェルティメント変ロ長調K.186
  (2Ob,2cl,2eng hn,2hn,2fg 3月、ミラノまたはザルツブルク)
・ディヴェルティメント変ホ長調K.166(2Ob,2cl,2eng hn,2hn,2fg 3.24ザルツブルク)
・ディヴェルティメント ハ長調K.188(2fl,2tpt,timp、73年中旬、ザルツブルク)
・16のメヌエットK.176(12月、ザルツブルク)

※協奏曲
・ピアノ(クラヴィア)協奏曲第5番ニ長調K.175(12月、ザルツブルク)
・ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207(春、ザルツブルク)

※弦楽四重奏曲
・ヘ長調K.168、イ長調K.169、ハ長調K.170、変ホ長調K.171、
 変ロ長調K.172、ニ短調K.173(8-9月、ウイーン)
 
※ソナタ
・4手のクラヴィアのためのソナタ変ロ長調K.358(年末か翌年、ザルツブルク)

※クラヴィアまたはオルガンのための小品
・11のメヌエットK.176(12月、ザルツブルク。オーケストラ稿あり)
・8つのメヌエットK2.315a(年末?ザルツブルク)

次からまた、1ジャンルごとに楽譜に取り組んでみたいと思います。

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コメント

Kenさん、こんにちは。

既にご存知かも知れないけど、

すごいですよー。

ITmedia News:モーツァルト生誕250周年で全作品の楽譜をオンラインで公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/14/news015.html

投稿: JIRO | 2006年12月15日 (金) 19時14分

JI、JIROさん、ウヘーーー!

知らなかった・・・

せっかく大枚はたいて全巻買ったのに、なんなんだこれは!

と言いつつ、でもなぜか嬉しい私でした。
ビックリしたなァ・・・心臓に悪い。
加えてアンテナ力の無い自分を再確認。

このなかの、SERIE X: Supplementは、特に貴重ですヨ!素人はここまで手に入らないもの(つまり、私は入手できなかった、ということ。)

ほんとにほんとに、情報感謝です!

投稿: ken | 2006年12月15日 (金) 23時02分

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