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2006年12月11日 (月)

のだめのいいとこ:9)拭い去れない、それぞれの煩悩


のだめカンタービレ (8)

うーん。またもや、シナリオにしてやられた!

千秋はカニだけじゃなくてウニや「白い愛人」まで買ってしまうのか!
シュトレーゼマンが合コンしに来日か!
のだめが千秋を強烈に叱るのか!
ハリセンがあんなにいい男に変貌するのか!
しかも・・・瀬川悠人をのだめ幼時の「トラウマ」に利用してしまうとは!

残り回数の少なさによる脚色の難しさを「屁」ともしない、このホンの書き方
・・・この発想の方法論は、ぜひ学びたいです! 
いろんなことに活きるはず。

あいかわらず爆笑の我が一家。
私は、というと、実はもう、コンクールに取り組むのだめの場面になってからは
涙無しには見られませんでした。。。

シューベルトのあのソナタ、何度聴いてもいいですね。
音符への取り組み・・・
一音一音、ムダな音なんてないんだ。本当だ。
なのに、見えてこないことが多いのは、何故?
弾けるか弾けないか、ではないんですよね。
音符一つ一つにこもっている魂の、その輪郭が、未熟なままの私にはまだ見えないんだ。
薄ぼんやりと輪郭が見えた、と思って、手を伸ばしてみると、
でも、今度は掴むことが出来ないんだ。
見えること、掴むことを妨げようと立ちはだかるのが、
飛行機恐怖症でも、愛する人との心のすれちがいでも、瀬川悠人でも、
なんでもおんなじだ。。。

「ああ、見えるようになりたい、掴まえられるようになりたい。」
何度そんな煩悩に囚われたことか。
そして今でも抜け出せずにいるか。

痛感しました。
訳の分からないこと綴ってスミマセン。

いま日本で最も注目すべき作曲家の一人である権代敦彦さんに
「84000×0=0 for orchestra Op.88」
という作品があります。
84000は煩悩の数、0はそれをぬぐい去る大日如来を表現しているそうです。
故・岩城宏之さんの素晴らしい功績の一つである、
オーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・イン・レジデンス制から生まれた
なかなか素晴らしい作品です。
2005年のライヴが、ブラームスの第2交響曲との組み合わせでCDとなっています。
こちらを、今回の参考曲としてご紹介しておきます。

下記アフィリのCD併収です。



ブラームス:交響曲第2番

Music
ブラームス:交響曲第2番

アーティスト:オーケストラ・アンサンブル金沢

販売元:ワーナーミュージック・ジャパン

発売日:2005/04/27

Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

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コメント

のだめの彈くシューベルトのピアノソナタ、よかつたですね~
私は例によつてリヒテルの演奏で聽いてゐたのですが、あそこまで深く抉りこむやうな演奏ではないにしろ、チャラチャラとした感じの演奏でなかつたのが好ましかつたです。
シューベルトつて、かなり暗部を感じさせてくれる作曲家ではないかと思ひます。

>音符一つ一つにこもっている魂の、その輪郭が、未熟なままの私にはまだ見えないんだ。
>薄ぼんやりと輪郭が見えた、と思って、手を伸ばしてみると、でも、今度は掴むことが出来ないんだ。

ああ、音樂をする人の永遠の惱みなのでせうか?
「ただ憧れを知るもののみ、我が惱みを知らめ」


投稿: 仙丈 | 2006年12月11日 (月) 22時44分

リヒテルは、適切な賛辞を言葉に出来ないほど素晴らしいピアニストですよね。残念ながら、シューベルトのソナタは持っていない(リヒテルのではなくても)・・・シューベルトの曲って、CDで聴こうと思っても、どれだと「あ、キタ!」って思えるかな〜、って考え込んでしまって、結構躊躇してしまうんです。でも、仙丈さんのこのお言葉で決心がつきました・・・あとはフトコロと相談のみ!

>「ただ憧れを知るもののみ、我が惱みを知らめ」
・・・ああ、センスがなくて、これにお返し出来る言葉が浮かばない!あえて言えるとしたら、
「タダあこがれる無償の肩モミモミ」。
家族にはマッサージでこき使われても、私が
「マッサージしてくれ!」
って叫ぶときは、帰ってくるのはコダマばかり。
家庭内地位最下位。(職場だけじゃないんです。)

「絶ゆることなく流れ落つるこの涙、
 いつたい誰が拭つてくれるといふのだ!」
なんてセリフ、どっかの劇に・・・あるわけないか。

投稿: ken | 2006年12月11日 (月) 23時21分

Kenさん 毎度どうもです。

のだめの方は、今回もいろいろ笑えました。

CDの方ですが、私、ブラ2大好きです。

「オーケストラ・アンサンブル金沢」についてはよく知らなかったので、調べてみたら、岩城宏之氏が設立したことや、コンポーザーインレジデンスとはなんぞや、ということがわかってきました。そして、設立が昭和63年ということで、丁度私が卒業して金沢を去った年でした。

権代敦彦氏は知りませんでしたが、どんな曲か興味あります。なんと、私よりも若いんですね。

では

投稿: rachmaninoffcool | 2006年12月11日 (月) 23時47分

rachmaninoffcoolさん、いつもありがとうございますm(_ _)m
金沢にいらしたんですね。うらやましい。
飲み盛りのころ、金沢出のホステスさんにコロッといってしまっておりましたから・・・
権代さん、素晴らしい曲を作っていますよ!
日本の作曲家・演奏家のCD、なかなか安く出来ないのですが、フォンテックレーベルが頑張っていっぱい出しています。
その中に、「千年の響き」という、一柳慧さんの作品と抱き合わせたCDで1790円というのがあり(fontec FOCD9183)、私にとってはこのCDが権代さんを知るキッカケになりました。
ついでながら、私も権代さんよりはトシ、です!

投稿: ken | 2006年12月12日 (火) 00時08分

こんにちは。茂木さんのブログから来ました。
9話のシューベルトのソナタ、いい曲でしたね。
作品番号とか、ご存知ですか?

私は昔ピアノを習っていたんですが、高校生の頃先生に
「自分で好きな曲選んで練習していいよ」と言われたとき、
「どうしよう」と困ってしまって、持っている曲集や
CDから選びましたが、この曲を知っていたらきっと
あの時弾いただろうなぁと思いました。

もし作品番号がわかればおしえてください!

投稿: きょうこ | 2006年12月14日 (木) 20時50分

きょうこさん、
コメントありがとうございました。
おそいご返事ですみません。
シューベルトのソナタは通し番号で16番(イ短調)、作品番号はついておらず、D.845という、ドイッチュという学者さんの付けた番号がその代わりになっています。
・・・それにしても、切ない音楽ですよねえ。

投稿: ken | 2006年12月15日 (金) 00時08分

こんにちわ。のだめマラドーナコンクール本選の撮影に潜入してきました。TBさせて頂きます。来週月曜の放送が楽しみです。

投稿: まこっち | 2006年12月16日 (土) 21時46分

まこっちさん、ありがとうございました。
まこっちさんのブログの方にもTBさせて頂き、コメント入れました。
あと2回・・・寂しいけれど。
まこっちさんの案がうまくいって、盛り上がったら嬉しいな!

またよろしくおねがいいたします。

投稿: ken | 2006年12月17日 (日) 19時37分

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