のだめのいいとこ:5)協奏曲狂騒記、というほどではないですが
最初は笑って、最後は泣きました・・・
ミルヒーが手をあんなにしっかり縛られて拉致されるとは!
そのミルヒーが、後半の随所で、あんなに神様のような表情をするとは!
のだめに向けた優しい目〜何であんなに紳士なんだ!
指揮場面は顔が大写しになったところ、感激でした。巨匠の眼光でした。
(振りは、オケ全体とよりは、すべて単独でだけ捉えた方が絵的には良かったように思います。)
千秋の演奏姿も、涙無しには見られませんでした。
その分、演出の方の狙いよりは、SオケもAオケも影が薄かったかしら。
まんぐーす、ハブの説明がほしかったけど・・・時間が足りなかったのね。。。
ハブ、とれちゃったし。
原作4巻の「音楽祭」全部なし、は残念だったけど、仕方ない。
娘は「佐久間がいい男なのは許せない!」と怒っていましたが・・・あいつに男を見る目はあるのか? 分からん!
ドラマとしては過去5回の中で最も満足してしまったワタシでした。
そうでなかったかた、スミマセン。
で、今日はラフマニノフの協奏曲を話題にしましょう(ムリヤリ!)。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、
・曲は、人の手が書いたとしても「神様が生んだ」としか思えない。
・ソロは大変に難しい〜高技術とハイセンスの双方が要求される。
・伴奏オケは、楽譜は思いの外簡単〜音楽は、隙が許されないほどむずかしい。
プロや、達者なアマチュアのかたならどうにでも乗り切れるのかもしれませんが、ワタシのような不器用者には、オケメンバーとして演奏していて非常に苦しかった思い出があります。ピアニストはオーソドックスに弾いて下さいましたけれど、これだけ誰でも「聴き覚えている」はずの作品で、かえって「聴き覚え」が邪魔して、各パートがソロとの音楽的つながりを無視して入ってきてしまったり、遅れたりする。(それぞれが、それぞれの好みで「聴き覚え」ているから、このようなことが起こります。「オレはホロヴィッツじゃないとだめだ!」「何を言うか、ゾルタン・コチシュだ!」等々・・・出しているピアニスト名はとりあえずお許し頂けるでしょうか?怒られそうな人は避けました。でも、もちろん、この二人も、特に前者は伝説的な名演を残しています。)
ミルヒーが言っていた通りに「真剣勝負」を、しかも準備段階で練習のためにきちんと楽譜を見ておいて、ソロ、指揮者、オケメンバーの三つ巴でやらないと、協奏曲の演奏は大変みっともないことになります。
ワタシは、結局みっともなさを避ける調整をやりきれず、終演後くやしくてヤケ酒食らってむっつりしていましたっけ。いつまでたっても昨日のことのようです。
かつ、この協奏曲、ソリストにとってはかなり体力を要する曲で、本番前の練習では体力を温存するために抑制気味にお弾きになる方が、世の中には結構いらっしゃいます。
この点はこれくらいでお茶を濁しておいて・・・
ルビンシュタイン独奏、ライナー指揮での名盤として知られる録音があります。聴いてみると、実際、
「音楽がこの起伏の豊かさを求めているんだな!」
と本気で感動させられる演奏です。
が・・・弾いていたルビンシュタインは常々、
「わたしにはラフマニノフはとても弾けない」
と言っていたそうですから、仰天です。
こんなに素晴らしい演奏をする人が、しかも実際に最高とも言える録音まで残してくれたこの人が、こんなセリフを吐くとは、とても信じられませんでした。
実は、この協奏曲には、ラフマニノフ自身が演奏している録音が残っていて(4曲ある協奏曲全て、自演の録音が残されています)、いまでも容易に入手できます。。。で、これがまた驚くべき演奏なのです。
ルビンシュタインが力一杯に弾いていると思われる、分厚い和音の強音の連続部分などでも、ラフマニノフの演奏では意外なほどに淡白に、沢の水がさらさらと山肌を流れ落ちていくように聞こえます。
・・・ルビンシュタインは、こうした作曲者ラフマニノフの演奏を熟知していました。如何せん、ラフマニノフは巨漢でかなり大きな手をしていましたが、ルビンシュタインはピアニストとしては手は小振りだったほうですから、ルビンシュタインがラフマニノフと同じような演奏をすることは到底不可能だったというわけです。
とは言っても、ルビンシュタインはルビンシュタインならではの、素晴らしいラフマニノフを弾いているのは、間違いの無いことです。
技術でも、音楽の心でも、むしろラフマニノフに無かっただろうものまで持ち合わせていたルビンシュタイン。ですが、音楽を読めば読むほど、読解力にも優れていた彼は、
「ラフマニノフの描いている音楽世界を弾くには、自分には総合的に見た時、大きな限界がある」
そのようにでも考えていたのでしょうか?・・・こんな推測が当たっている保証は、全くありませんけれど。
「わたしにはラフマニノフはとても弾けない」
・・・今思い出しても、ずしりと重い言葉です。
他の協奏曲経験も綴ってみるつもりでいたのですが、うえのエピソードを知って頂けるだけで充分なような気がしますので、これくらいにしますね。
つまらなかったら、ごめんなさい。
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番&パガニーニ狂詩曲
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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番
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Sオケでは、主役ののだめ(上野樹里)も珍しくいろいろ活躍していたと思います。千秋とは別行動なわけですが、のだめから「遅くなるので一緒に御飯食べれません」と言われた千秋は「お前が断るな!」と空手チョップを決めていました。(のだめカンタービレ、第5話感想、以下に続きます)... [続きを読む]
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桃ヶ丘音楽大学ではまもなく学園祭が行われる。
そこでSオケは仮装で伝説のオーケストラをすることになった。
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変わりに名乗り出たのが、
「・・・誰{/face_keibetsu/}{/eq_1/}」
指揮科№2の大河内くんですよ〜。
この人ずっと可愛そうな扱いですよね。{/ase/}
今度�... [続きを読む]
受信: 2006年11月13日 (月) 23時31分
» フジテレビ「のだめカンタービレ」第5話:さよなら巨匠! 恋の学園祭オケ対決!! [伊達でございます!]
原作を読んで一番演奏を聴いてみたいと思っていた、ピアニカ版「ラプソディ・イン・ブルー」が聴けて大満足です(マングースの着ぐるみと、紋付袴でのSオケもよかった!) [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 06時01分
» のだめカンタービレLesson5「さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決... [読書とジャンプ]
さあ、楽しい音楽の時間です。毎日のようにビデオにとったSオケの演奏を聴いてました。で、毎度毎度、千秋の「楽しい」にホロリと来てましたよ。どうよ、この激はまりっぷりは!えっへん。原作者の二ノ宮さんも、ドラマには大満足されてるようで、なんだか嬉しい今日この...... [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 06時11分
» のだめカンタービレ Lesson5「さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決!!」 [多数に埋もれる日記]
今回は、シュトレーゼマンの追っ手が登場。 [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 06時50分
» のだめカンタービレ 第5話 [ドラマの話をしてみよう]
ミルヒー(竹中直人)本物だったのかっ!( ̄□ ̄;)!!
てっきり偽者だと思って観てたんですが・・・(-_-;)
Sオケのみんなも偽者と思ってたみたいだし・・・(;一_一)
でも理事長(秋吉久美子)との回想シーンに出てきたミルヒーは明らかに外国人でしたけど・・・(笑)
いつも笑ってみてるこのドラマも今回はそういうシーンが少なく、のだめ(上野樹里)が千秋(玉木宏)に殴られたのもチョップ1発だけ。千秋のパソコンのスクリーンセーバーをいじって簀巻きにはされてたけど(笑)
ミルヒーが... [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 15時59分
» ドラマ「のだめカンタービレ」第5回さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決! [kasumidokiの日記]
発言者:→宵里、→春女、です。
「パソ\コンと雨とのだめ。うわ、のだめのカ [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 17時17分
» のだめカンタービレ 第五話 [ちょっと変な話]
●キャスト
野田恵/上野樹里
千秋真一/玉木宏
峰龍太郎/瑛太
三木清良/水川あさみ
奥山真澄/小出恵介
多賀谷彩子/上原美佐
江藤耕造/豊原功補
谷岡肇/西村雅彦
フランツ・シュトレーゼマン/竹中直人
●原作
二ノ宮知子(講談社)
のだめカンタービレ (4)... [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 21時16分
» 『のだめカンタービレ』 第5話 「さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決!!」メモ [つれづれなる・・・日記?]
勝手な想像ですが、世間的には今ひとつだったかも。
オイラ的にはこれくらいでいいです。 [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 21時53分
» のだめカンタービレ 5話 [shaberiba]
のだめちゃんのマングース!!かわいいっ♪
ピアニカの演奏も GOOD〜!!
まんが読むたび「こりや・どんな曲〜??」って
ネットで調べてたあの日が懐かしくよみがえりました(笑)
ほんとになんて幸せなんでし... [続きを読む]
受信: 2006年11月14日 (火) 23時11分
» のだめカンタービレ・第5話 [あずスタ]
このドラマの影響で、“にわかクラシックファン”が続出しているようです。 [続きを読む]
受信: 2006年11月15日 (水) 02時21分
» 「のだめカンタービレ」第五話 〜指揮者よ、何故汝はここに来たのだろうか〜 [混沌と勇気日記。 〜壊れ逝く混沌の世界、汝は見届ける勇気は〜]
千秋(玉木宏)の指揮者デビューとなったSオケの初舞台から1週間が経った。のだめ(上野樹里)は、相変わらず千秋に付きまとい、彼の部屋に入り浸っては勝手気ままな生活を送っていた。
同じころ、桃ヶ丘音楽大学では、まもなく開かれる学園祭の準備が進められていた。定期演奏会の成功に気を良くしたSオケのコンマス・龍太郎(瑛太)は、Sオケのメンバーに呼びかけ、学園祭で仮装オーケストラをやろう、と提案する。そのア�... [続きを読む]
受信: 2006年11月16日 (木) 00時24分


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