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2006年10月 1日 (日)

ホルスト自身による「惑星」

Holst

時節柄よく売れたのでしょう、注文して1ヶ月、ようやくホルスト『惑星』の自作自演盤が手元に届きました。世間はとっくに、<冥王星騒ぎ>なんかお忘れでしょう・・・
考えるに、クラシック以外で「自作でないものを演奏する」音楽家がうじゃうじゃいる世界は滅多にない。クラシックだけが、演奏者の解釈の方が作曲家自身のイメージより優先されるワンダーランドです。
ホルスト自らがLSOを指揮した『惑星』は、ストコフスキー以後定型化している彫りの深い解釈とは一線を画し、ドライでテンポが速いのが最大の特徴です。また、この録音の不協和音は、現代人には「音程が悪くて濁り過ぎている」ように聞こえるでしょうが、1920年代の感覚では「正確」だったはずです。協和音程・オクターヴ演奏の正しさから、そう類推できます。
得るところの多い自作自演が手軽に聴けるのは有り難い!・・マニアックだけど。
(ヴォーン=ウィリアムス「交響曲第4番」自作自演併録)

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