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2006年10月30日 (月)

のだめのいいとこ:3)妬ましきビンボー


のだめカンタービレ (3)

今飲んでいる薬の関係で、最初の15分を見過ごしました。
『オーケストラ』の為に指揮者が何をやるか、何が望まれるか、という点は次回を見るまでお預け、になりました。(とりあえず昨日の、ベーム/ウィーンフィルDVDのレポートで代替させて下さい。)

悲しい。。。か、というと、そうでもない。のこりでたっぷり楽しませて頂きました。

クラブが「キャバクラ」と呼ばれていたのは、あの業界の人が見ていたら怒るだろうな〜
ハタチのとき、数人で【クラブ】でシャンソンを弾くバイトをしたのですが、
「ここ、キャバクラですよね! 初めてなんです、嬉しいです!」
と喜んでみせたら、
「君、ちゃんと覚えなさい。ここは【クラブ】です!」
と叱られました。

女性がみんな千秋のほうに行ってしまった・・・結果としてのミルヒーの心の傷の深さも、原作以上に伝わってきました。あのみじめさも、味わったものでないと分からない! やっぱりああいう場面は「ナマ」がよろしいようで。

あれあれ、なにが「のだめのいいとこ」だか、よくわかんないことばかり綴っています。。。

桜ちゃんのビンボー、でも、親父がヴァイオリン売ったら解消するんだから、まだ幸せですよ。。。
あれがみんなクレモナのオールドやフランスのヴィヨームといった類いのものだったら、確かに事業もいっぺんで立ち直りますね。

ただ、当然ながらお詳しい方から見れば、あのなかにはクレモナ系のオールドはなかった、というのが自明だったでしょう。桜ちゃんのお父さんが弾いていた楽器で、私が以前弾いていた安いものと、せいぜい同じクラスでした。(それでも飲み代のツケを差し引いたボーナスを溜め込んで買ったくらいの値段でしたけれど。)

ずっと以前に「ガダニーニ事件」というのがあって、名ヴァイオリニストUさんの面目が丸つぶれになったものでしたが、年代物のヴァイオリンは鑑定そのものがたいへんむずかしく、作者名が判明しない場合は流派・系統の近そうな作家のものに帰すことは、実際には珍しくないはずです。ガダニーニ事件は、「本物志向」過ぎる日本の偏狭な価値観が生んだ不幸だったと言えると思います。Uさんが悪い、とか、訴えたほうが非常識だとか、そういう話ではないはずです。
ヴァイオリンの値段は、数億したとしても、それを美術品と見なせば本来の値段より安めなのだそうです。何故か・・・それは、楽器のほうで「人に弾いてもらいたい」と思っているからに他なりません。
ただし、オールドだからいいかどうか、は弾き手にもよりますし、実際、有名な演奏家でせっかくストラディヴァリをもっているのに、楽器の音を台無しにしている人もいますから。

私自身は鑑定眼はないので、これくらいまでしか言えません。

親の隠し財産でビンボーが解消する・・・ちょっとねたましかった原作第3巻であり、ドラマ第3巻ではありました!
自分自身のビンボー話は、してもしょーもないので、しませんが。 ククククク。。。(笑っているんじゃありません。号泣をこらえているのです。)

毎度お粗末様でした。

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コメント

確かに、父親の隱し財産とかがあつたらいいのになあ、なんて思つてしまひますね。
だいたい、千秋の「學費や生活費の心配をしないで音樂をしてきた」とのセリフにも羨ましい思ひが・・・
そんな學生生活を送る人も世の中にはゐるんだなあ、としみじみ。
でも貧乏がちからになることだつてある筈だ!
あると思ふ、いや、あつて欲しい・・・(笑)

投稿: 仙丈 | 2006年10月30日 (月) 22時47分

>貧乏がちからになることだつてある筈だ!

そう、信じたいなあ。

学生時代、某金持ちの息子が
「おまえんちは貧乏だからな!」
と露骨に言ってきやがりました。
・・・未だに根に持っている私です。
   金持ちのあいつを妬んでいるし、嫌いです!
   ニクんでいます! 
   夕飯がいつもニクマンだったワシ。
   1個百円は、財布にイタかった。。。

という、こういう心がけだから、貧乏を脱出できないのかなあ。。。

仙丈さん、ワシは悲しい。。。

投稿: ken | 2006年10月30日 (月) 23時43分

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