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2006年9月19日 (火)

Schostakovich:時代の鏡としての交響曲?

MDRのサイトに昨日付けで載った、ブルーメンシュタインという人と指揮者のスティアーという人(すみません、どちらも知らない人ですが)の対談記事(7段)から、興味深い2段を翻訳します(誤訳御免)。記事全文はこちらですので、正確には記事をご覧下さい(ドイツ語です)。

もうひとつ、別の記事

Shostakovich

・・・(前半略)・・・
「ショスタコーヴィチの生誕100年にあたって、あなたは15の交響曲から6つを近々指揮なさいますね。ちょっと伺いたいのですが、第10番は、スターリンとの音楽的な清算だ、とされていますけれども、それでよいのですね?」
「違うと思いますよ。私たちは第1、第4、第5、それから第9と第15を演奏することにしました。この選び方は珍しいのですけれど、これらの作品はどれもショスタコーヴィチの人生のターニングポイントで生み出されたものです。にもかかわらず、これらの作品と他の作品に音楽的な質の相違があるとは全く思えませんし(註:10番も同様でしょう、との意)。」

「あなたがおっしゃるのは、現代史との関わりがない音楽・・・ソ連的ムードがもはや拡大することもなく、ソ連的ムードがあってこそ生き延び得ていたそのショスタコーヴィチの音楽が、こんにちでも心を揺さぶり続ける役割を担っていると?」
「いかなる場合でも、です。注目すべきは、ショスタコーヴィチが変わらずに聴かれるのはヨーロッパに於いてばかりではない、アメリカであろうと、中国、日本、あるいはオーストラリアであろうと、ショスタコーヴィチは炸裂し続けていることです。ですから私は、こんなふうには言いたくありません。音楽は私たちを無難に高めていってくれるものだ、などとはね。こんにちではよく、脆くて洗練された音楽が好まれますが、一方でそんなものは私たちに何も訴えかけはしないのです。」

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