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2006年7月 4日 (火)

「息遣い」と緊張

演奏会ご来場御礼が次節にありますので、何とぞお目通し下さいませ。

「うつ」だから、というのではなく、昨日は手持ちのモーツァルト:レクイエムのDVD2種(ベーム/ウィーン響、ヤノヴィッツ[S]、ルートウィヒ[A]、シュライアー[T]、ベリー[B]。1971 Unitel 00440 073 4081およびデイヴィス/ドレスデン国立歌劇場管、ゼルヴィック[S]、フィンク[A]、ダヴィスリム[T]、マイルズ[B]。2004 ニホンモニター[ドリームライフ]DLVC 1165)。見ていても薬の関係で眠っては気づき、という具合ではありますが、いちおうどこかはちゃんと見ているようでして、印象は残ります。
30年以上を隔てて歌唱法が変わっているなあ、という感慨は有るものの、いずれをとっても感動させられるのは、

第1にソリスト達の適切な「息遣い」。
<この楽句を歌いきるまではブレスはしない>方針が明らかに貫かれており、かつ、それが
<どれだけ長い楽句でもブレス前に息切れしてしまわないよう充分計算>がしてあり、さらには
<計算などおクビにも出さず、朗々と謳い上げ>ます。
オペラでは注意しないと見逃すことが多いのですが、さすが宗教曲は基本の塊で、はっきり分かります。
(チャイコフスキー第4交響曲第2楽章のオーボエソロが、有名オーケストラでも大抵楽句よりは息の長さを誇る演奏ばかりなのに比べ、声楽は何と明確に楽句の大切さを私たちに教えてくれることでしょう!)

第2には、合唱団・オーケストラ・その上会場までが、敬虔な緊張感に包まれていること。
(ベーム盤は録画用プロジェクトで会場云々はありませんが、それでも前2点はデイヴィス盤と違いがありません)。

ベーム盤の編集(全曲の緊張が終わらないうちに次曲が始まる)、デイヴィス盤が数日にわたっての繋ぎのライヴだという点、不満はありますが、それでも上記2点を視覚的に確認できる点では貴重です。
クーベリック盤の『破綻頂』じゃない、『ハ短調大ミサ』の録画も参考になります。

録画で常々伺いにくいのは、「アンサンブルは何をポイントに揃えているか」なのですが、今回のTMFの中では(すみませんが)とくにセカンドヴァイオリンにこのあたりの勉強をして欲しいなあ、という思いを新たにしました。何かいい材料を探してみます。

・・・それよりなにより、早くまともに社会復帰したいナ。まだとくに、午前中にはボヤっとしたかんじで、夜は夜で急に短気になって、女房に「まあまあ」とやられるまで子供と喧嘩。なんでこうなっちゃうのかなあ。

・・・埼玉南部、また夕立が来そうです。昨日は20分程でウチの前のテニスコートが、多分50センチほど水没しました。雨が止んで下校する男子中学生は、道にあふれる水を蹴上げたりかけあったりして大はしゃぎでした。やつらみんな、家で母ちゃんに怒られたろうな。。。それくらいの家庭がいいんだけどな。
とにかく、お出かけの方はお気を付けて。

モーツァルト:ハ短調ミサ/テ・デウム

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