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2006年6月15日 (木)

定家と千載和歌集(1)

<定家関係記事>
千載和歌集:123456789
後白河法皇:1234
松浦宮物語:1234
六百番歌合:123
仁和寺宮五十首:123
(空白期):123
正治二年後鳥羽院初度百首:123
千五百番歌合:



「明月記を読む」と言ったって、何処から手を付けていいんだろうか。
これには迷いました。
最初の方は書いた年月日がだいぶバラバラですけれど、話題としては福原遷都のこと、その後の閑散とした京都の御所のことが出て来たりしますし、高倉院の崩御の際、院に心酔していたらしい定家がいわゆるお通夜に行こうとして、父の俊成にきつく戒められたり(政治的配慮だったとのことだそうですね)、と、結構内容が起伏に富んでいて面白いのです。
ですが、自分は定家という人の内面を知りたいがために『明月記』を読もうとしているのであって、あまりいろんなエピソードに首を突っ込んでも報いられずに終わってしまう気がしました。
・・・エピソード類も含めての豊富な接触は、堀田善衛さんがすでに名著を出されていることでもあるし、無くなってしまった「藤原定家ファンサイト」のような、多彩な史実から突っ込んでいくことも私には無理そう・・・古文の世界にしてからがど素人ですから。
かつ、上のような史実をより「面白く」知るには、藤原兼実の『玉葉』のほうがずっといい材料です。だからといって、『玉葉』に走っては、自分の目的とはズレてしまいます。

ですので、まず、定家と父俊成が和歌の上で持った関係を、『明月記』中はじめて記事にしたとも言える、文治四年四月二十二日の条からはじめてみることにしました。
父、俊成が後白河法皇に『千載和歌集』を届けに行った、という話です。

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