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2006年6月29日 (木)

アマオケでラクに「演じる」には(2)

<2>ストーリーを見失わないこと

さて、緊張状態を「冷静に」保てる、ということは、物事が客観的に観察出来る状態にある、ということです。
ですから、これから演奏する曲についても、その曲が持つ「ストーリー」が客観的に思い出せる(あるいは初見に近いまま本番を迎えている場合には、曲の流れの先読みが出来る)わけです。
音楽には、たとえ標題や途中の筋書きが作曲者によって決められていたとしても、言葉で歌われるパートを含まない限りは、文学的な意味での「ストーリー」がありません。
ですが、必ず「構造としてのストーリー」を持っています。
「構造上にストーリーを持たせない」作品もないことはないですが(早い例ではショスタコーヴィチの第2や第3とかがそれに近いですね)、それはそれでやはり「構造としてのストーリー」です。
・・・屁理屈お許し下さい。

ということで、前段階で「緊張の保持」に使っていた集中力を、今度は曲の「構造としてのストーリー」に振り向けましょう。・・・これでおのずと「緊張」も途切れません。

本番までの練習は、初めての山に登るために「登山マップ」の読込みをしていたのです。
いよいよ山に登るわけですから、ここで深呼吸して、今まで読込んで来た「登山マップ」を開きましょう。
山は結構高いので、隊員の役割分担も決まっています。
さて、自分に割り当てられた役割は何だったか、を、しっかり思い出しましょう。
これで、いざというときに「火事場のバカヂカラ」を発揮出来る条件も整うわけです。

以前昇ったことのある山だ、マップなんか思い出したりする必要はないや、という自信たっぷりの方の場合も、山は気候によって様子が変わるものだ、ということはお忘れなく。しかも、今回の隊の編制では、あなたに求められる役割は必ずしも前と同じだとは限りません。

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