2008年10月11日 (土)

感謝を大事にしたい:この1週間の記事

お恥ずかしい話ですが、「うつ」の症状が(気候のせいでしょうか)思わしくないまま2週間経ちました。

ですが、まずは職場は「独立子会社」ですから、事務担当として手抜きは許されず、決算の仕事だけが、いま、対外折衝も会議も免除してもらっている私を「長期うつ」でありながら受け入れてくれる今の職場の、とくに社長(サラリーマン社長なのですけれどね)に出来る最大の恩返しです。その、自前で出来る部分の作業が今日午前中に終わりました。自分でも思っていなかったほど緊張していたようでした。終わって、マリオネットだった自分の体に繋がっていた糸が、全部フッツリと切れた気がしました。そこで、今日だけは、気の許せる友人に、気晴らしを付き合ってもらいました。・・・お酒は飲めないので、祝杯、とはいかなかったのですが。

もう一つは、家のことではあいかわらず、短気を起こしがちですけれど、週末になると、こちらも少しだけ緊張がほぐれ、気短かになることも減ります。
今週は、娘と気持ちがすれ違ったり、息子が学校で嫌がらせにあったり(息子の方は呑気もので、それをあまり気にしていないのが救いなのですが)と、やはり平坦ではありませんでしたが、これはこのブログなどが縁でお知り合いになった皆様にメッセージを頂いて気持ちを救って頂き、何とか乗り切って来られました。・・・その半分以上が、実は、お顔もまだ存じ上げないかたです。
とかく「悪い面」ばかりが未だに喧伝されるネットの世界ですが、私についていえば、むしろ、顔見知りでないかた達の方が、圧倒的に私を支えて来て下さいました。

「うつ」は、治せるものなら治りたい。

「治りたい」という気持ちは持ち続けながら、でも、こうしていろんなかたたちが助けて下さっていること、それで命が繋がっていることに、深く感謝しなければならない、と、とくにいまは、こうしてワープロ打ちしながら、つくづく思っているところです。

ですから、この記事をお読み下さる方にも感謝を申し上げますと共に、お願いがあります。

人に言葉をかける時には、心を込めて、しかし、過剰にならないように、そっと「思いやり」を添えてやって下さい。
普段顔を合わせている同士、あるいは「プロジェクト」を共にやることが決まっていて、やり取りはメールですむとして、そういう関係にある人同士ほど、この「そっとの思いやり」に欠けているか、せっかく喉元まで出ていても押えてしまっているのではないか、と危惧します。・・・喉元で押えられることは、実は「思いやりを受けるべき」相手は、却って相当に負荷がかかることでもあります。僭越ながら、大人でしたらそういうことは悟って頂きたいと存じます。

人から言葉を受ける時には、心がこもっていることを感じたら、やはり受け手は素直に、きちんと感謝の言葉を述べて下さい。

・・・普段からマナーの悪い私が言えた義理の話ではありませんでした。

・・・意中、お察し下さい。


今週綴った記事(日付逆順)

先に、前に綴っていたのですが、映画好きの息子と出掛けたときの例外的な記事で、先週お知らせしていなかったもの。

・北野武「アキレスと亀」初日
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/movies/2008/09/post-f16d.html
 ※映画の「作り方」というものについても考えることの多い日々です。

通常通りのもの(音楽関係)は、決算スケジュールと重なり、「所感」が多くなりました。

・「音楽」マーケティングは<本当に>存在するのか?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-0be2.html
 ※次の記事の「続き」です。

・ほんとうに知りたいこと
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-bd40.html
 ※ニュース映像やニュースソースの貧弱さに、思わず抱いた感慨。

・ランパル国際コンクール:上野星矢氏優勝
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-54e7.html
 ※さる筋から伺ったのですが、国内での報道が目だちませんでした。

・音楽美の認知(6):西欧クラシックは「キュビズム」か?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/6-ff14.html
 ※レスピーギとメシアンの「鳥の描きかた」を聴き比べて下さい。

・曲解音楽史46)戦国期の日本
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/46-87b8.html
 ※古典をあたってみると、意外にも音楽生活が多様だったのですね!

・10月5日練習記録
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/105-ab55.html

・モーツァルト記念合唱団演奏会(10月12日)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/1012-ebd6.html
 ※大研究者アインシュタインも考察をおろそかにした楽器の問題を
  きちんと解明して行なわれる演奏で、演目も貴重です。
  お時間のある方には是非おすすめします。

また、こちらの旧ブログの方へのアクセスが減っていないので、新ブログに載せていた、「ご案内:大宮光陵高校音楽科第23回定期演奏会」を、こちらにも掲載しました。
 http://ken-hongou.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c949.html

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2008年10月 8日 (水)

ご案内:大宮光陵高校音楽科第23回定期演奏会

新ブログのこちらに綴った記事をそのまま転載したものです。

高校生の演奏会のご案内です。

大宮光陵高等学校は、埼玉県立の高等学校の中で、普通科以外に美術科・書道科・音楽科を学年に各1クラスずつ持つユニークな存在です。
(音楽科に限って言えば、埼玉県立では、他に伊奈学園高等学校、松伏高等学校にあります。)

で、この大宮光陵高等学校音楽科の生徒さんたち(2、3年生)が、毎年、室内楽および声楽の定期演奏会を行なっています。

今年は第23回目。声楽1作(二重唱)、ピアノ独奏5作、ピアノデュオ4作、フルート独奏1作、木管ないしヴァイオリンを含むピアノトリオ2作、金管五重奏1作、チェロ独奏1作、コントラバス独奏1作という構成で、難曲をこなします!

演奏なさる生徒さんについては、チラシの縮小画像をクリックして下さい。大きい画像で確認することが出来ます。



日時:平成20年10月12日(日)14時開演・・・30分前に開場します

場所:彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール(詳細はホール名にリンクを貼りましたので、クリック下さい。)

入場料:無料(全席自由)



プログラム(色の変わった作曲者名を右クリックすると、Wikipediaによる説明がご覧頂けます。)
1)アルチュニアン:アルメニア狂詩曲(ピアノデュオ)
2)ラフマニノフ:組曲第1番「二台のピアノのための幻想的絵画」第2曲<夜と愛と>(ピアノデュオ)
3)ミヨー:クラリネット・ヴァイオリン・ピアノのためのトリオ「組曲」作品157b
4)ケルビーニ:「私のフルは」(ソプラノ二重唱)
5)ブラームス:ハンガリー舞曲第16番(フルート・クラリネット・ピアノ編曲版)
6)エワルド:金管五重奏第1番から 第1楽章
7)ラフマニノフ:組曲第2番 作品17ー4、タランテラ(ピアノデュオ)
8)ブラームス:二台のピアノのためのソナタ へ短調 作品34bから第1楽章
9)ベートーヴェン:ピアノソナタ第4番変ホ長調 作品7 1-2楽章
10)バーバー:ピアノソナタ 作品26 3-4楽章
11)尹伊桑(ユン・イサン):エチュード第5番(フルート)
12)ヘンデル:ソナタ ヘ短調(コントラバス)
13)エルガー:チェロ協奏曲 1-2楽章
14)リスト:巡礼の年 第2年補巻「ヴェネツィアとナポリ」より<タランテラ>
15)ブラームス:ソナタ第2番 嬰ヘ短調 作品2 第1楽章
16)ラフマニノフ:「楽興の時」第3番、第4番

・・・うーん、レベル、高い!
・・・でも、お耳に優しい、良い曲ぞろいです!

お時間が許すかたはふるってお越し頂き、是非、10代後半の多感な時期を果敢に過ごすこの子たちの背中に、応援の熱い視線を送って頂ければと存じます

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sergjOさんの記事の便利なインデックスも是非ご活用下さい。

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2008年10月 3日 (金)

「思考の空白」への恐怖感:この1週間の記事

「うつ」患者である(と、多分は表面上全く見えず、自分もそうであるとは信じたくない)私の最近の悩みは、昼間に「思考の空白」に襲われることです。お医者によると、薬の副作用なのだそうです。
などと綴ると面倒そうですが、なんのことはない、その時何をしていても、突然集中力がなくなり、同じことをずっと考え続けることが出来なくなる。中断するのです。・・・で、別のことを考えることで気力を取り戻すよう努めるのですが・・・長いときで1時間以上かかります。かつ、昼間でしたら仕事中ですから、周りからも怪訝に思われているのではないか、と勘ぐるのが辛い日々でした。
ある朝、職場に電話して
「こんなまま会社にいて(つまり、辞めずにいて)いいのでしょうか?」
とつい涙声で尋ね、私が「うつ」になって以来、私を引き取ってくれているいまの「社長」に、かえって叱られました。
「あんなに倒れがちだったのに、なんとかそれがだいぶ減って、ようやくここまで来たんじゃないか! そんなことは考えなくていい」
って。

勇気づけられました。
・・・が、自信が無い状態は、まだ続いています。きっと、自意識過剰なんだろうな。

とはいえ、なんだかんだいって、人の優しさと真摯に出会える、というのは、幸せなことです。
いつもどこかでどうしても「何か」を信じられない自分がいる。そんな自分と、これからもきっと葛藤を続けるのだとは思いますけれど。

相手に振る舞われて、どうしても心に引っかかる代表的な例を上げますと(相手に悪気がないのは理解しているのですが)、

・事務的な挨拶しか出来ない、してくれない・・・とくに「文面」だけのものは、耐えられない
・自分の注文だけを一方的にしてくる・・・そのためにこちらと協力関係を結ぼうとしない
・その人のなかだけで感情を爆発させてたりして、こちらには何でそうなるのかさっぱり分からない
・他の人に対する振る舞いであっても、まわりに耳を傾ける姿勢がないのを傍目で見てしまう

これらを裏返してみると、実は、そのまま私自身の、人に対する「姿勢」なのです。
「嫌だ」と思って見える他人は、まったく、自分の鏡なのです。
「他山の石」どころではない。「嫌なこと」の中に、自分自身がいる。「嫌なこと」を起こしているのは、私自身である。

日々、痛いほど感じながら、どうやったら改善の糸口をつかめるのか、まだ暗闇の中にいるのを感じます。

記事は、そんなおのれを見つめなおすことに重点を置くように心がけて綴って行きたいと思っています。

で、今週の目玉は、娘の先輩、そのお仲間たちの演奏会の宣伝(今日綴ったもの)です。

高校生たちが素直に頑張っている姿を見ていると、生き返る気がすることがあります。

かつ、私は娘のためばかりでなく、世の中の何の役にも立っておりませんので、せめて若い世代の応援を読んで下さる皆様にお願いするくらいはしておこうかな、と思っている次第です。

お時間が許すかたは、是非、10代後半の多感な時期を果敢に過ごすこの子たちの背中に、応援の熱い視線を送って頂ければと存じます。


今週綴った記事(日付逆順)

・ご案内:大宮光陵高校音楽科第23回定期演奏会
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-c949-2.html
 *美術科・書道科もある、埼玉県立では芸術系に力を入れているユニークな高校です。
  その学校の、音楽科の皆さんによる、声楽・室内楽の演奏会。

・音楽美の認知(5) 絵画のイデア、音楽のイデア
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/5-a50a.html
 *ゼキ博士『脳はいかに美を感じるか』を読みながら考える5回目。
  マグリットの絵との対比の章です。
 
・J.S.Bach:BWV13,14,16
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/jsbachbwv131416.html
 *例によって関連する教会暦の祭日の説明(というより自分が知りたい)

・モーツァルト:「鳥よ、年ごとに」・「寂しい森の中で」
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-51b3.html
*歌をお聴き頂けます。

・音楽美の認知(4)音楽における「未完結」・「多義性」と美術との差異
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/4-60f8.html
 *ゼキ博士『脳はいかに美を感じるか』を読みながら考える4回目。
  フェルメール・ミケランジェロ作品との対比の章です。

・秘すべし、秘すべし
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-97ce-2.html
 *子供たちと小田原方面へ小さな日帰りの旅をした日に感じたこと

・音楽美の認知(3)「音楽」は耳のみでは聴かれていない
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/3-7e1e.html
 *ゼキ博士『脳はいかに美を感じるか』を読みながら考える3回目。

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2008年9月27日 (土)

私という「自転」(この1週間の記事)

最近つくづく思うことです。
自分というものは、自分の「価値観」へのこだわりをなかなか捨てられない。
職場で私よりあとに「うつ」になった人と違って、私の「うつ」が慢性化しているのは、まず物理的要件から言えば、「サラリーマンやりながら育児も家事もやりまっせ」ということに対して、
「周りが本当に理解してくれているのだろうか」
と、つい気にしてしまっていたり、あるいは人より遅く出社して、服薬の副作用から集中力を持続できない、思考に空白が生じたときに自分なりの工夫(たとえばブログの記事の下案をワープロ打ちするとかいう具合に、全く関係のない行動をしたり、30分くらい席を外してぼやっと出来る場所を探す)をしても、それが他の社員からすれば当然真っ当に見えるわけではなく、現に気にする発言をしてくる人も職場に出て来たりして、それがさらに負荷になる悪循環に陥ったり・・・

そういう思いにとらわれる時、何度も思い返すのです。
「今の自分にはそうしか出来ないんだから、割り切ればいいんだ。自分が分かっていればいい!」

職場では仕事をきちんとこなさなければいけない・オーケストラの時には役割を全うしなければ行けない、こうしたことで、もう長いこと、自分というものが、もしかしたら自分が勝手に思い込んでいる強迫観念に縛られていたのかも知れない。

分かったようなことを今綴っていても、それで決して「悟り」得たわけでもなんでもなく、これからもまだまだ、何年も同じように悩み、同じように底から抜け出たように錯覚する。

昨日から危うかったのですが、今日もまた「うつ」に苦しみ、午前中は通院の日だったことがあって、なんとか救われましたけれど。

いいのです。あるかたが「同感です」と仰って下さったことが大きな救いになっているのですが、大きな地球の下に私と言う小さな地球があって、そこは私だけの大気が取り巻いていて、高気圧が優勢な日もあれば低気圧が勢いを増す、なんてことが繰り返されるので、いつどの程度の規模の前線が自分に大雨をもたらすかは、大きな地球が別に計算して自転しているわけではないのと同じに、私という小さな地球もで計算して自転しているわけではないのですから。

そこは、「あきらめて」かかってもいいんじゃないか。
せめて、自分が自分に優しくたっていいじゃないか。

そのかわり、他の人も他の人と言う、また別の地球であって、その人の自転を、計算せずにやっている。そのことさえ弁えていれば、自分は人にたいして、本当に優しくいられるのではないだろうか? ・・・そこを突き詰めるのが、次の課題でしょうかね。


今週綴った記事(日付逆順)

曲解音楽史45)朝鮮の中世〜累積、破壊、復興
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/45-1b8b.html

韓国音楽探検 (はじめて音楽と出会う本)Book韓国音楽探検 (はじめて音楽と出会う本)


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ウィーンフィルから一週間・・・ニーノ・ロータ中毒!
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-b186.html

音楽美の認知(2)「音楽」は定義し得るか(脳神経的に!)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/2-5752.html

娘、発表会(モレル『ヘ短調の小品』:トロンボーン作品)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-31db.html

音楽美の認知(1)知覚は何を「美」とするのか
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c4e9.html

モーツァルトの自筆譜確認:付)9月21日練習記録
  http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/921-5a79.html

音楽美の認知(0):美術との対比のために〜ゼキ『脳は美をいかに感じるか』目次
  http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-3a65.html

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2008年9月19日 (金)

ウィーン・フィル:オールイタリアプロの印象、他(最近の記事)

「抗不安剤」に頼りっぱなしの私は、もっぱら自分の精神安定のために何をするか、が、まだまだ日々の課題です。
「ならば体を休めればいいじゃないか」
・・・これが、なかなかそうはいきません。
朝は娘と一緒に起きたいし、じゃあ早寝が出来るかというと、子供たちが寝るまでは気になって寝られなかったりします。
そんなときに、子供らの様子を見ながら自分を冷静に保つには、音楽のことを一生懸命考え続けるしかない。
そういう病気なんですね。どうしようもありません。

世の中、大変な思いをしているかたは決して少なくないのに、それは充分承知をしているのに、やはり人間、自分の「大変さ」をどう火消しするかが、最優先なのでしょう。・・・いや、そんなエゴイストは私だけかな?

ちょっとしたことに毎朝腹立ち、子供を叱るのでは収まらず、ヒステリー状態になって、慌てて、それを押えるために薬をのむ。
そんな毎日の繰り返し。

そんなダメオヤジですから、子供たちの「夢」だけは、なんとか「具体的な目標」として明確化させられるように導いて行きたい。それだけが、日々願っていること、かもしれません。

あとは、何にも出来ていません。

という次第で、息子と映画を考えることもしていきたくておりましたが、映画そのものの記事はやっと最初のものを綴りました。冷やかして頂ければ幸いです。

で、その息子とは、明日にでも北野武「アキレスと亀」を見に行く約束です。
それが、第2弾の素材になればいいな、と思案中です。
北野武「監督ばんざい」・・・究極の駄作。
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/movies/2008/09/post-7b67.html

いつもの音楽の方では、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったチケットを握りしめ、娘とウィーンフィルを聴きに行きました。昨日のオールイタリアプログラムで・・・これは記事中に綴りましたが、ウィーンフィルの来日公演としては非常に珍しい、いや、初めてのものではないかと思います。
「ゴッド・ファーザー」の映画音楽で日本でも有名になったニーノ・ロータの作曲したトロンボーン協奏曲が、娘に聴かせたい目玉でした。その感想を含め、ウィーンフィルを「見て」私なりに学んだことは、是非、記事をご参照頂ければと存じます。


ウィーンフィル来日2008補遺(9.18)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/2008918-4da7.html

ウィーンフィル:一夜だけのオールイタリアプロ(ムーティ)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-2851.html

「クオリア」は感性の究極ではない、という疑問
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-cc39.html
 ※過去に「音楽史」カテゴリに掲載した、さまざまな国の音楽を
  再度お聴き頂き、比べてみて頂きたく存じております。

曲解音楽史44)明、近代中国への架橋
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/44-3761-1.html

モーツァルト:カプリッチョK.395(284a)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/k395284a-588a.html
 ※「モーツァルトらしからぬ」モーツァルト作品をお聴き下さい。

「マイスタージンガー」ですよ!:付)9月14日練習記録
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-8ac3.html
 ※1920年代の骨董的演奏をお聴き頂けます(カール・ムック指揮)

ハンスリック「音楽美論」・・・受手にとってのクラシック音楽
  http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-12d9.html
 ※もういちど、新たな日本語訳が出て読みなおされていい本では?

今週は、以上です。ハンスリックの記事以外では音楽を聴いて頂けます。

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2008年9月12日 (金)

最近マニアックに走り過ぎか?

568新ブログに移行してから、子供の新学期が始まって、自分も慌ただしくなって少し気難しくなっているのか、屁理屈記事が増えた気がしないでもありません。
前回最後に触れた記事以降は、一層その傾向が強いのかな。
で、あいかわらず、新しいほうへのアクセスは伸びません。・・・自分で読み返しても「訳分からん」から、仕方ないのかなあ、と思っております。まあ、もともと数を気にして綴っているわけではないし、数を気にし始めたら、どこかで媚を売ることになって、ホンネでモノを言わなくなるから(いや、これでもいつも、わりと「媚、売り過ぎかな」・「逃げてるかな」って思っているんですが、一方ではどうせ一素人の戯言で、本職さんから見れば筋が通っていないでしょうから、そんなあたりも伸びない原因なのだろうとは思っております)、この調子で構わない、と考えております。
「いやあ、なんぼなんでもキチガイじみてるよ!」
とお感じの際は、是非、警告なりアドヴァイスを下さいますよう、お願い申し上げます。

と言いながら、一方で、一定期間に綴った記事の紹介以外には新しい記事を綴り足しているわけでもないこちらへのアクセス数が減っていないこと、なかでも、この数週間は、どう言う訳だか「楽譜の読み方」について初歩的なことを記した3記事が結構読まれている事実がありまして、
「これは意外だなあ」
という気もしております。

楽譜の読み方1(五線譜の初歩)

楽譜の読み方2(音の長さ)

楽譜の読み方3(調・旋法・音階)

という記事です。
記事数が多いから検索で引っかかるんでしょうけれどね。

きっと、「分かり易さ」をもとめて、「(クラシック)音楽をもっと知りたい」と思って、ネットを逍遥している方は、案外少なくないのかもしれませんね。

そのあたりを、すこし考慮して、自分の足りない知識の中から、少しでも「知りたい」人の役に立てるものを綴れることを考えて行かなければならないのかな、とも反省をしております。



最近の新ブログ上の記事(日付逆順)
コンサート紹介:シュッツ「ダヴィデの詩篇曲集」9月19日(金)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/19-c9dd.html

「クラシック音楽」お仕事ヴィジョン(4)「地平線のクオリア」:作曲家の視座
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/4-814a.html

ベートーヴェン「第8」解釈の面白い視点
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-d328-1.html
※アーノンクールの2、3楽章の「J.シュトラウス的」解釈に仰天!

曲解音楽史43)多様な大陸・アフリカ
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/43-1a32.html
※アフリカの多様さは、実は今回調べて初めて思い知りました。そういう意味では、社会史そのものの記述にとどまっていて、かならずしも大切なことを語り尽くせていません。

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シューマン「交響曲第4番」第1楽章新旧版比較(付9月6日練習記録)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/96-9878.html
 音を載せてありますので、まだお聴きでなければ是非比べて下さい!


「クラシック音楽」お仕事ヴィジョン(3) 「企画」の意図
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/3-07f5.html
 ※(2)とともに、一見「非難」記事に見えますが、そこに意図はありません。
  ただ、、まだ上記(4)でも、考えたいことの入り口の前でモタモタしている感じでおります。

「クラシック音楽」お仕事ヴィジョン(2) 「クオリア」の誘惑?
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/2-2641.html

モーツァルト番外:アレグリ「ミゼレレ」(付:音楽療法のポイント)
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-a36f.html
※少年モーツァルトが一度聴いて書き取ったと言う伝説のある「ミゼレレ」をお聴き頂けます。美しい曲ですよ!



音源等、入手困難な場合は下記をご利用下さい。

江村哲二作品集《地平線のクオリア》Music江村哲二作品集《地平線のクオリア》


アーティスト:江村哲二,豊田喜代美

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2008年9月 4日 (木)

いろいろ聴いてみて下さいませ

子供たちの夏休みも終わりました。・・・長かった!
新学期が始まってみると、あっという間に4日経っている。なんでこんなに早いのか!

夏休みは、30日に娘の部活動(高校のオーケストラ部で、普通科の生徒も入っています)の演奏会、31日は、息子が残していた理科の実験をほとんど僕がやってしまう、と、本当に最後の最後まで慌ただしいことこのうえありませんでした。

おかげさまで、昨日の午後は、安心感からでしょうか、とうとうダウンして早退。まっすぐ帰り着けないくらいのくたびれ具合で、とりあえず家の最寄駅まで着いて、駅前のドトールに入ってひとやすみ、と思ったら、店で1時間は眠りこけてしまっていたようでした。
帰宅したら、こちらも部活動が終わって帰って来たばかりの息子が、前もって「ちょっと早く帰って来ちゃった」ちだけ電話をしておいたら、布団を敷いておいてくれました。

今日も早寝せねば。


この1週間に綴った記事(日付逆順)
「クラシック音楽」お仕事ヴィジョン(1) 初めの疑問と設問
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/1-c7fc.html
 ・・・ちょっと、あたらしく考え始めたいことがあるものですから。。。

J.S.Bach:BWV10〜12
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/jsbachbwv1012-7.html
 バッハのカンタータが演奏された日付がキリスト教でどんな祝日か、シリーズ

「読めて」いなけりゃはじまりません。。。付)シューマン:第2交響曲
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c0d2.html
 文の中身はともかく、シューマンの第2、他に比べて知られていません。
 この交響曲の中で最も美しい第2楽章をお聴き頂けます。

曲解音楽史42)トルコの脅威とは何だったのか
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/42_0d3e.html
 15-6世紀、オスマン=トルコが如何に強大だったか
 その音楽の影響は、しかしなぜ、ヨーロッパでは18世紀に現れたのかを
 辿ってみました。

モーツァルト:「ああ、私の思った通り--どこかへ消えておしまい」K.272
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/k272_9328.html
 これも曲を聴いて頂けます。私の大好きだったルチア・ポップの歌声で。

ベートーヴェン第8「メヌエット」解釈の変遷
 http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_8da1.html
 ・・・タイトルだけが大仰で、中身は全然。
 フルトヴェングラー、カラヤン、クリュイタンスの解釈の相違と、
 (残念ながらフルトヴェングラーは違いますが)ベルリンフィルと言う器の
 指揮者によっても変質しない、ガッチリ築き上げられた音色感、
 さらにはストックホルムフィルとベルリンフィルの音程感の違い。
 ・・・そのあたりをお聴き比べになって見て下さい。
 音程感の違いは3度音程で最も容易に知ることが出来ます。

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